こちら トレイルの場合は、体重も結果に大きく影響するので、 昨年12月にはとあるプログラムに参加して 9日間の断食を敢行し、 それまで93kgあった体重を一気に8kgほど落とした。 2014年に入って、会社の集合研修でパタゴニアへ出向き 現地では軽いトレイルの練習を行った。 計画では、日本に戻ってきてから 本格的なトレイル練習の追い込みに入る予定だったが、 体調不良が続き、約2ヶ月半もの間、まったく練習が できない状態が続いた。 体重も89kgまで増加し、とてもこのままでは 100マイルトレイルはおろか、100kmマラソンですら 完走できないと薄々感じはじめていた。 日に日に焦りが続く中で、体調が良い日を選んで、 3月に入ってから少しずつランニングを再開。 3月初旬に毎日5km程度の練習を初めて、 3月中旬に高尾山で久しぶりに30kmを超える トレイル練習を敢行。 軽い登りでもほとんど走ることができないレベルにまで 脚力が低下していることに驚きを覚えつつも 逆にどれだけ鍛えればよいかがこの練習で判明する。 毎日の練習量を10km~15kmに増やし、 体調が良い日は40km~50kmのLSDを組み入れた。 3日間で都内を100km以上走った時もあった。 4月に入ってからは、ハセツネコースを使った練習や 天子山地への試走を組み入れて、徐々に体をトレイルへ 順応させていく。 天子山地の様子はこちら レースの5日前には、元々予定していた長野マラソンへ参戦。 ただ、ここでタイムを狙うとUTMFで乳酸が残ってしまうので、 1km6分の比較的ゆっくりとしたペースで、 最後までファンランを楽しむことに徹した。 実際、長野マラソンのタイムは4時間13分と、 1km6分ペースを最初から最後まで ほぼ貫き通して走り抜いた。 これでほぼ肉体的な準備は整った。 次に装備品の準備。 装備品で、今回特に気を使ったのがシューズ。 これまでは、ゲルフジというアシックスの トレランシューズを愛用していたのだが、 なにぶんソールが薄いために体重89kg+バッグ の重量を支えるには不安だったので、 クッション性の高いものを選定。 <ゲルフジ> 今回準備したのは次の二つ。 HOKA(トレイル用) VASQUE HOKAは最近人気の高いシリーズ。 クッション機能が素晴らしく、この靴で走っていると 走行距離が半分位の疲労感でいられるほど。 VASKは以前から愛用しているシリーズなのだが、 今回は新しいワンタッチのワイヤーで締める タイプのものを選定。 最初はHOKAで行く予定だったが、実際に100km近く練習で走って 見ると脚の先が少し窮屈であることが判明し、 本番で使うことを断念。 ちなみに長野マラソンは全てHOKAで走ってみたのだが 脚の疲れはほとんどないものの、足の爪が割れてしまうほど 指先が窮屈だったため、この段階でHOKAはサブシューズと することを決意。 それ以外の装備品も全て準備完了。 もう2回ほど出場しているので、 装備品の準備については手馴れたものだ。 <装備品一覧> 1.コースマップ(大会公式サイトで公開される「詳細図」を必ずダウンロードしてください)。(※1) エントリーの際に番号を届け出た携帯電話。大会本部の電話番号(ナンバーカードに明記してあります)を登 録し、番号非通知にせず十分に充電しておくこと。レース前、レース中に大会本部よりこの携帯電話に緊急連 絡をすることがあります。 2.携帯コップ(150cc以上)。エイドステーションに紙コップの用意はありません。 3.1ℓ以上の水(スタート時および各エイドステーション出発時)。 4.食料。 5.ライト2個、それぞれの予備電池。低温では電池の寿命が短くなります。 6.サバイバルブランケット(130cm以上×200cm以上)。 7.ホイッスル。 8.テーピング用テープ(80cm以上×3cm以上)。(※2) 9.携帯トイレ。(※3) 10.保温のためのフリースなどの長袖シャツ。綿素材は認められません。(※4) 11.保温のための足首までを覆うズボンあるいはタイツ。または膝までを覆うタイツと膝までを覆うハイソックスの組み合わせ。いずれも綿素材は認められません。(※5) 12.保温のための手袋、耳までを隠す帽子。(※6) 13.雨天に備えてフードつきレインジャケットとレインパンツ。どちらも〈ゴアテックス〉あるいはそれと同等の防水、透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工してあるもの。(11.12.との兼用はできません) 14.ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬など)。 15.保険証。(コピー不可) 16.配布されるナンバーカード、ICチップ(両足につけること)。 17.配布されるフラッシュライト(夜間走行の車輌から認識されやすいよう、ザックなどにつけること)。 これで全ての準備は整った。 UTMF2014参戦記③へ続く]]>
UTMF2014参戦記②
2014年4月30日
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