おれはオレンジャー!
今日は経世済民について
少し話をしたい
“経世済民”とは、
中国の古典に登場する言葉で
その略語として「経済」が
用いられるようになった
ただ、当時使われていた
意味と、現在の「経済」とは
だいぶ意味が異なっている
もともと経世済民とは
「世を経(おさ)め民を済(すく)う」
ということ
つまり
道徳的な商いにより世を直し
民を救うという意味だった
現在の経済は
ゆがんだ資本主義と
結びついて
民を救うという
本来の役割が失われている
一方で二宮尊徳は
こんなことを言っている
「道徳を忘れた経済は罪悪である
しかし、経済を無視した道徳は
寝言でしかない」
道徳を無視して
お金集めばかりするのは論外だが
お金のことを無視して
理想論を語っていても
何も始まらないということだ
大切なことは
道徳と経済のバランス
お金そのものに
善悪は存在しない
そのお金という媒介物に
どんな想いや役割を乗せるか
それによって経済の方向性が
決まっていく
今の経済を観る限り
まだまだ理想からは程遠い
気がしてならない
地球人の叡智を結集して
是非とも経世済民の想いを
現実世界に転写した
新しい世界を生み出してほしい
今日はこんなところだ
じや!
コメント