わかりやすさの副作用

おれはオレンジャー!

最近
ものごとを簡略化したり
全然別のことに例えて
伝えようとする傾向が
増えている

テレビでは
分かりやすくなるように
編集が加えられたり
内容を大きく削った
テロップが流れている

複雑なことを
簡単にして説明する
動画や書籍に
人気が集まっている

確かに全体像を把握したり
誰かにより分かりやすく
伝えるためには
簡略化することは意味がある

だが、一方で
簡略化したり何かに例えることは
元の素材をそのまま表現している
わけではないということを
忘れてはならない

本屋をよく見てほしい

最近、売れるという目的のために
とても内容を簡略化した本ばかりが
棚にならんでいるのが目につく

売れるから仕方がないのだが、
あきらかにわかりやすさを
追求するあまり
内容が薄くて
本質を伝えていないことが多い

形や方法論、理解のしやすさに
とらわれてしまうと
どんどん本質が見えなくなる

オンライン会議は
いろいろと便利だが
リアルな会議と比べて
情報量が下がっていることを
実感している人も多いだろう

分かりやすさや
便利さというものを
追求するあまりに
大事なものを失っては
ならない

その罠にはまらないように
是非注意してほしい

今日はこんなところだ
じや!

ひらめき電球

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