おれはオレンジャー!
ぼくらは時々、同じ場所で、同じやり方で、何度も何度も壁にぶつかり続ける
「なんで解けないんだ!」
「どうして変わらないんだ!」
そう叫びたくなる時、必ずといっていいほど共通していることがある
“解決しようとしている次元が、そもそも間違ってる” んだ
こんなとき、アルベルト・アインシュタインが残した、ちょっと未来的で、そしてとても優しいヒントを思い出してほしい
「いかなる問題も、それが発生したのと同じ次元で解決することはできない」

たとえば
人間関係でつまずいたとき
「相手をねじ伏せる」次元で解決しようとすると
それはただ、戦争に向かって突っ走ることになる
お金が足りないとき
「お金を追いかける」次元だけで動くと
追えば追うほど逃げていく
自分が嫌いなとき
自分を責める次元でさらに頑張ると
もっと自分が嫌いになる
そう、“同じ土俵”にいる限り
問題は仲良くそこに居座り続けるんだよ
こんなとき少し思い出してほしいのが
次元が変わる瞬間は、いつもシンプルで予想外だということ
・戦い続けていた相手を
「敵じゃない」と見れた瞬間、戦いが消える
・足りない足りないと焦る世界から
「すでにあるもの」に目を向けた瞬間、お金の流れが変わる
・自分を責める声を
「よくここまできたね」と抱きしめた瞬間、人生が動き出す
問題が解けたのではなく、問題が問題でなくなる
それが次元が変わるということなんだ
頭の中にある3つのレイヤーについて少しお伝えしよう
ぼくらは普段、無意識にこんな階層を行き来している
(前回お話ししたよね)
① 現実(目に見える世界)
② 事実(観測できるデータ)
③ 真実(心が知っている本質)
争いはたいてい
①現実と②事実の次元で発生する
でも、解決のヒントは、③真実の次元にしか存在しない
これはいわゆる
“問題は目の前にあるようで、実は心の奥にある”
ということでもある
ここで、誤解してほしくないことは
✖ 現実から目をそらすこと
✖ 不都合をスピリチュアルで誤魔化すこと
ではないということ
むしろ逆なんだ
現実に向き合うために、心の位置を変える
そのうえで現実へ戻ってきて、必要な行動をする
これが本当の「次元上昇」
では、この次元のスイッチはどこにあるのだろうか?
それはいつも“内側”のひとことから始まる
「どうして私ばかり?」 → 「私は本当はどうなりたい?」
「なんであいつが?」 → 「私は何を大事にしたい?」
「できない理由」 → 「できる可能性」
たった一言で
目に映る空が変わる
音の聞こえ方が変わる
同じ場所にいるはずなのに
世界がまるごと変わってしまうんだ
不思議だけど、本当に起きる
21世紀は、誤魔化しがきかない時代
「力でねじ伏せる」
「情報を独占する」
そんなルールはとっくに崩壊している
これからは
・正直に生きる
・率直に認める
・しなやかに手放す
・新たな次元をひらく
そんな人から人生が拓けていく
結局のところ
壁ではなく、自分の“たち位置”が試されている
苦しい問題に遭遇した時こそ
ただひとつ問いかけてみればいい
「私は、どの次元でこの状況を見ているのだろう?」
そして、少し微笑む
その瞬間、次元はふわっと変わり
問題はあなたの“味方”へと転化し始める
そう
人生というゲームは
レベルアップすると
敵だった存在が仲間になる仕様なんだ
ぜひそのことを忘れないでほしい
今日はこんなところだ
じや!



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