しあわせに気づく

おれはオレンジャー!

夜空に浮かぶ月を想像してほしい
月の光は、誰の家にも平等に届く
お金持ちの庭にも、都会の路地裏にも
山奥の小さな家にもちゃんと届いている

でも、もし空を見上げなければ?
雲をにらみつけて文句ばかり言っていたら?
スマホに夢中で夜空の存在を忘れていたら?

――そこに月はないのと同じだ



幸せも、まったく同じお話

幸せは常にそこにある
降り注いでいる
あなたのすぐ足元にある

なのに
「自分はまだ足りない」
「もっと欲しい」
「まだ幸せじゃない」

そう思い込むことで
幸せの光を見失ってしまう

宇宙人視点で言えば
人間はちょっと不思議な生き物に見える

すでに満ちているのに
満ちていないと思い込んでしまう

幸せを知らないのではなく
認識していないだけ

生きている
息をしている
水が飲める
太陽の光を浴びられる
大切な人のぬくもりを感じられる
鳥が歌い、風が頬を撫でてくれる

そのひとつひとつが
宇宙からの贈りものなんだ

だが、人は「欲望」という
強烈なロケットブースターを背負っている

欲望は悪ではない
成長のための燃料でもある

だけど――

大量の燃料を必要以上に燃やすと
ロケットは制御不能になり
墜落してしまう

有名になっても
富を得ても
愛されても――
「もっと、もっと」と求め続けた結果
多幸感のドラッグへと走る者もいる

これらはすべて
外側から幸せを満たそうとする行為

外に求める幸せは
永遠に喉が渇く

幸せは、外側に探すものではなく
内側で気づくもの

じゃあ、どうすれば
幸せの光に気づくことができるのか?

答えは単純

「眺める」こと
=意識を向けるということ

月を見上げるように
日々の小さな喜びに
意識の光を向けること

ご飯が美味しい
お風呂が気持ちいい
今日も目が覚めた
誰かが笑ってくれた
季節の移り変わりが美しい

そういう小さな気づきが
あなたの世界を照らしていく

少欲知足(少なく欲して満ち足りるを知る)

決して我慢ではない
「すでにある幸せ」に魂のピントを合わせる生き方だ

あなたが「幸せだ」と認めた瞬間
幸せはあなたの心に降りてくる

いや、正確に言えば――
そこに最初からあったことに気づくんだ

幸せの光は、消えない
ときに雲に隠れても
いつだってその先で輝き続けている

あとは、あなたが顔を上げるだけ

幸せは
未来にあるんじゃない
条件の先にあるんじゃない
誰かの評価の中にあるんじゃない

幸せは「今ここ」にしか存在しない

そのことに気づいた人から
世界は光に変わる

さあ
月を見上げてみよう
あなたの魂を照らす光を
ちゃんと受け取ってほしい

今日はこんなところだ
じや!

照れ
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