おれはオレンジャー!
世界がもう少し優しくなったらいいのに
そう思ったことはないだろうか
人がもっと分かり合えて、
争いのない世界になったらいいのにと
感じてはいないだろうか
でも、ちょっと考えてみてほしい
その「世界」って、いったいどこにあるんだろうか
国? 社会? 地球全体?
ちがう、そうじゃないんだ
世界は、「あなたの目の前」から始まっている
あなたの心の中の“世界観”が
そのままあなたが見ている“世界”をつくっている
たとえば、朝、目が覚めて「今日も最悪だ」と思えば
空の青さも、鳥の声も
全部がどこかくすんで見える
でも同じ朝に「よし、今日もやってみよう」と思えば
道ばたの花まで笑ってくれる
世界は、あなたの心の“スクリーン”に映し出された映画
映画の内容を変えたいなら
プロジェクターである「あなた」自身のフィルムを変えなきゃいけない
ガンジーはこう言った
「世界が変わることを望むなら、自分がその変化になりなさい」と

これは、単なる美しい言葉じゃない
宇宙の法則そのものだ
あなたが“優しさ”を選べば、
その瞬間、世界の中に優しさがひとつ増える
あなたが“誠実さ”を選べば
その波紋が、知らない誰かの心に届く
あなたが“愛”を選べば
世界の色が、ほんの少し温かくなる
たった一人の選択が
見えないところで、確実に世界を塗り替えていくんだ
だから、もし「世界を変えたい」と本気で思うなら
デモや革命の前に、まず“自分の内側”を革命すればいい
腹が立つとき、
その怒りの中に「理解しよう」という種を見つけよう
悲しみの中に、
「やさしさが生まれる場所」を見つけよう
その一瞬一瞬の選択が
あなたという宇宙を変えていく
そして、それが巡り巡って“世界”を変えるんだ
世界を変える魔法は、実は誰の手にも宿っている
それは、言葉であり、表情であり、態度であり
小さな「いま、この瞬間」の積み重ね
あなたが笑えば
となりの人も少し笑う
あなたが誰かを信じれば
その人は自分を信じる勇気を思い出す
あなたが光を灯せば
闇の中で迷っていた誰かの道が見える
そうやって世界は
一人の心から、静かに形を変えていくんだ
どうか忘れないでほしい
「世界を変える力」は
どこかの偉人や大統領のものじゃない
それは
いま、この文章を読んでいるあなたの中にある
世界が変わることを望むなら
自分がその変化を“生きる”人になろう
あなたが変わるその瞬間
世界もまた、新しいページをめくりはじめるのだから
今日はこんなところだ
じや!



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