偏らない生き方

おれはオレンジャー!

人はつい、「好きなもの」や「楽なこと」を求めてしまう
それは自然なこと
甘いものを食べたら幸せになるように
心にも「心地いい味」があるからだ

けれど、美味しいものばかり食べていたら
体は重くなり、心まで鈍くなってしまう
好きなものばかり食べていたら
栄養のバランスが崩れて、体調を崩す

人生もこれとまったく同じ

条件のいい仕事ばかり選んでいたら
自分を過信してしまったり
やがて訪れる困難に心が耐えられなくなったりする



好きなことばかり追いかけていたら
心が偏って、世界が狭くなっていく
どんなに輝いて見える道でも
そこにしか光を見いだせなくなったら
それはもう「自由」ではなく「執着」かもしれない

大切なのは
好きなことをほどほどに
嫌なことも少しは受け入れること

苦手な人とも関わってみること
そうすることで、自分の中の知らなかった部分が開く
本当の「人間力」は
居心地の悪さの中でこそ育まれていく

人間関係も同じ
自分に似た人とだけつながっていたら
世界はぬるま湯になる
でも、考え方の違う人
自分を少しだけ不安にさせる人と向き合うとき
そこに“ひろがり”が生まれる

それは、魂がストレッチされるような時間
柔軟になるほど、あなたは豊かに輝いていく

そして、そんなバランスの生き方をしているうちに
自然と3つのギフトが育っていく

ひとつめは、
「何でも好きになれる大きな器」
偏りを超えたとき、人は世界をまるごと受け入れられる
好き嫌いの境目が溶けていき
どんな出来事にも「ありがとう」と言えるようになる

ふたつめは
「何でも楽しめる遊び心」
どんな状況にも、ユーモアと創造性を見いだせる人は
どんな場所でも光を放つ
人生が「仕事」ではなく「冒険」に変わる瞬間だ

そしてみっつめは
「誰でも大切にする博愛の精神」
人を選ばず、尊重できる人は
その存在そのものが癒しとなる
自分と他者の間に境界線がなくなり
“生きること”そのものが愛の表現になる

好きなものも、嫌いなものも
光も、影も
すべてはあなたをつくる大切な材料

「嫌なことがあるからこそ、好きなことが輝く」
「苦手な人がいるからこそ、優しさが磨かれる」
人生とは、そんな陰陽のハーモニーだ

どちらか片方だけを求めるのではなく
両方を抱きしめたとき
あなたの魅力は完成していく

美しい人とは、完璧な人のことではない
すべての出来事を糧に変え
笑顔で歩いていける人のことだ

今日という一日も
好きと嫌い、光と影が混ざり合うだろう
でもその全部があなたの魂を豊かにするスパイス

そう、人生はバランスでできている
そしてそのバランスを楽しめる人こそ
ほんとうに“美味しい人生”を生きている人じゃないだろうか

今日はこんなところだ
じや!

てんびん座
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次