おれはオレンジャー!
君たちは、いつも「分かれた世界」に生きている
好きと嫌い
正しいと間違い
成功と失敗
光と闇
過去と未来
まるで、すべてが反対のものとして存在しているように見える
でも本当は、これらはひとつの意識の裏と表
すべては、ひとつの命の呼吸の中にある

たとえば、あなたの中には
「こうありたい自分」と「そうなれない自分」がいる
前に進みたい心と、怖くて立ち止まる心
人を信じたい気持ちと、裏切られたくない痛み
それらがぶつかり合うとき
私たちは自分を責めたり、他人を攻めたりしてしまう
でも、実はどちらも本当のあなたなんだよ
「統合する」とは、どちらかを消すことでも、勝たせることでもない
その“両方を抱きしめる”こと
「光だけを見たい」と思う心も素晴らしい
でも闇を拒んだままでは、光は本当の光として輝けない
夜があるから朝がわかるように、痛みがあるから優しさが育つ
分離を受け入れることこそ、統合の第一歩なんだ
意識を統合すると、世界の見え方が変わる
「敵」だった人の中に、かつての自分を見るようになる
「欠点」だった自分の部分が、実は誰かを支えていたことに気づく
統合とは、視点の変化
ジャッジの終わり
“二元の争い”から“調和のダンス”へと意識が移る瞬間
心の中でバラバラだったピースが、ひとつの絵としてつながっていく
そのとき、人は深い安心に包まれる
「私はこれでよかったんだ」と
この世界の痛みも、分断も、争いも、すべては“統合されていない意識”の表れ
自分の中の分離を癒す人が増えれば、世界の分断も少しずつ癒えていく
だから、あなたが自分の中の「対立」を解くことは
世界を平和にする小さな祈りなんだ
誰かを否定するかわりに、「この人もまた私の一部」と感じてみる
それだけで、空気がやわらぎ、エネルギーが変わる
宇宙は、あなたのその微笑みをちゃんと見ている
統合とは、悟りでも修行でもない
もっと日常的で、もっと愛に満ちた行為
泣きたい時は泣いていい
怒る時は怒っていい
その感情を否定せず、「これも私」と素直に認めてあげること
そうやって自分をまるごと愛し始めたとき、あなたの意識は自然に統合へ向かっていく
分離は恐れを生むけれど、統合は愛を生む
それは、この宇宙が最初から目指している方向だ
ひとりひとりが自分の中で統合を起こすとき、
この地球は、静かに新しい次元へと目醒めていく
意識を統合するとは、自分の中に「敵」をつくらないということ
どんな感情も、どんな出来事も、“私という宇宙”の一部として愛すること
こうして初めて
あなたはほんとうに自由になる
今日も、分離の世界に光をそっと注ぎながら
自分という宇宙を、まるごと抱きしめよう
今日はこんなところだ
じや!



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