何も起こらない日

おれはオレンジャー!

「今日、何もできなかった…」
そんなふうに自分を責めたくなる日がある
やらなきゃと思っていたことに手をつけられず、気づけば夕暮れ時
まるで自分だけが止まってしまったかのような、あの独特の罪悪感
でもね、オレに言わせれば――それは、とても特別な一日なんだよ

だって、“何も起きなかった”というのは、裏側でたくさんの奇跡があなたを守ってくれていた証だから
事故にも遭わず、誰かに傷つけられず、病にも倒れず、ただ「生きて帰ってこられた」
それだけでも、本当はとんでもなく大きな幸せなんだ



宇宙はね、いつも君たちの行動より「今、あなたがどんな波で生きているか」を見ている
今日あなたが動けなかったのは、魂の休息日だっただけかもしれない
心の奥底で、“今は動くより立ち止まって整える時”と知っていたのかもしれない

そして何より、“何も起こらない日”というのは人生があなたにそっとスペースを渡してくれた日
大きな変化の前には、決まって静けさの時間がやってくる
嵐の前はぴたりと波が止まるし
夜明け前が一番暗かったりするんだよ
これと同じことが、あなたの内側でも起きているだけ

だから、今日を責める必要なんてひとつもない
むしろ胸に手を当ててそっとつぶやいてみてほしい

「今日も無事に生きられた。ありがとう」って

その言葉は、自分を甘やかすための魔法じゃない
自分の生命を大切に扱うための、静かな祈りのようなもの

人生はね、“頑張った日”だけでつくられていない
“何もしなかった日”も、“ただ息していた日”も、すべて同じ重さであなたの未来を育てている

どうか忘れないでほしい
今日が空っぽに見えるのは、明日を満たすためのスペースができたということ
そして、何もせず終わった日は、本当は“奇跡がそっと守ってくれた日”だということ

今日はこんなところだ
じや!

もみじ
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