先人達の歩み

おれはオレンジャー!

大峯奥駈道では

南側に入ると

道なき道が

多く存在する

今回は

スケジュールの都合で

ある行程をピストンする

帰りの行程で

巻き道=迂回路を使う

ケースがあったのだが

これらの道は登山道ではなく

電気会社の方々が鉄塔などの

点検のために使う道が多い

そのため、ちょっとした雨

などでがけ崩れが発生し、

途中で道が無くなっていたり

目印が飛んでしまっている

いる場所が多く存在した

こんな感じの所や

こんなところもある

こうした場所では

臨機応変に経験と直観を

フルに活用して安全第一で

自分で道を見つけなければ

ならない

このプロセスの中で

様々な「心のお試し」が

やってくる

山道をずっと走っていれば

当然疲れているので

無意識の内に楽そうなルートを

選ぼうとしてしまう

もしくは勝手な解釈で

間違ったルートを

そのまま無理やり

進んでしまうこともある

自分の思い込みや感情が

判断に悪影響を与えて

丁寧に観察することを忘れて

希望的観測の中で勝手に

歩みを進めてしまうんだ

こうなるとどんどん

林の中に歩みを進めて

次第にドツボへと

はまっていく

こうした場面では

何か違うという違和感を

少しでも感じたら

元の位置にもどって

一呼吸おいて改めて

じっくり観察することが

とても大事

よく観察してみれば

地形や全体の流れ等から

進むべきルートが

必ず分かるんだ

幅数㎝程度の道でも

あるのとないのとでは

雲泥の差がある

迷ったときに

改めてこうした道を

見つけると

先人達の気配を感じ

その歩みに

心から感謝の気持ちが

湧き上がってくる

現実世界でも同じ

この世界は

様々な先人達の

歩みで溢れている

新しい道を

自ら創りながら進むことは

とても大変なこと

先人達がこれまで

積み上げてくれた礎に

心から感謝しつつ

その道を歩みながら

新たな礎を次の世代のために

積み重ねていく

こうして世界は

一歩一歩

より良い方向へと

進んでいくんだ

あなたが紡ぐ礎が

次の時代の貴重な一歩に

つながっていることも

是非忘れないでいて欲しい

今日はこんなところだ

じや!

虹
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