おれはオレンジャー!
今日は土曜日
コラムの日
ウクライナやパレスチナで
目を覆いたくなるような
悲劇が繰り返されている
人は正義のために
ここまで盲目となり
目の前の人に対して
残虐なことをできるものかと
思ってしまう
同じ星に住んでいる
地球家族なのに
どうしてこんなことが
できてしまうのか
そんなことを
考えていた時に
呪術廻戦の中で
使われていた
一つのフレーズが
頭に浮かんできた
呪術廻戦第126話の中で
黒閃を放った真人が
虎杖をボコボコにしながら
言った有名なセリフ
「これはな、戦争なんだよ!!」
「間違いを正す戦いじゃねぇ!!」
「正しさの押し付け合いさ!!」
「ぺらっぺらの正義のな!!」
漫画の中での真人に
共鳴できる部分は多くないが
このセリフには今の世界で
行われていることの真実が
隠れているような気がする
正しさのぶつかり合いが
何も生み出さないことは
過去の歴史が証明している
道徳の時間に教わったような
完全懲悪の世界は
現実世界ではあまりなくて
80億人がいれば80億の正義があり
人はその正しさに固執したがる
絶対的な正義を
求めてしまうのは
昔からある正義のヒーロー像に
意識が洗脳されているからに
他ならないし、法律という
基準に基づいて善悪が判断される
今の世界のルールがそこに
拍車をかけている
ネット上で横行している
私設警察活動なども
こうした背景に技術と市場が
組み合わさって出現した
一つの現象だろう
正義とは
絶対的なものではなく
自分の中で絶対的だと
思えていても
条件やルール、経験や価値観が
変化することによって
常に変わるものだということを
忘れてはならない
正義の基準は人それぞれで
あることを忘れて
正義の押し付け合いを
始めた時に戦争の火種が
生まれてくる
どんなに正義を押し付けても
そこに犠牲が生まれる事実を
消し去ることができない
異なる正義や変わる正義に
どのように向き合っていくか
多様性を認めることで
その感覚を養うことができる
私の正義とあなたの正義
私たちの正義とあなたたちの正義
そしてみんなの正義
それぞれの正義を
問い続けることで
見えてくる信念の姿と
多様な信念を許容できる
社会の在り方を
これからも模索していきたい
今日はこんなところだ
じや!
PS.
自分の正義ばかりを
しきりに力説する人とは
昔から距離を置くように
してきたように思います
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