おれはオレンジャー!
ある朝、目が覚めたときに、ふと感じる「いつもと同じ一日が始まる」という予感
そんな日こそ、人生の新たな扉を開く“ちいさな冒険”を始めるにはうってつけの日なのかもしれない
冒険というと、海を越えることや、山を登ること、危険に立ち向かうような大それたことを想像するかもしれない
でもオレが言いたいのは、そんな大きな冒険ではない
大事なのは「ちいさな冒険心」
それは日常のすき間にひそむ、小さな「いつもとちがうこと」を選ぶ力
それを発揮することが、じつは人生を内側から大きく広げてくれる魔法なんだ

たとえばこんなことだ
・いつもと違う道を歩いてみる
・普段選ばない服を着てみる
・初めてのカフェでコーヒーを頼んでみる
・なにげない疑問を誰かに聞いてみる
・思いきって「わからない」と言ってみる
それだけで、世界の見え方が少し変わる
人は誰でも「自分」のメガネをかけて生きている
でもそのメガネ、何年も同じ度数のままだと、いつの間にか視界はぼやけてくる
ちいさな冒険をすると、そのメガネに新しいレンズが加わる
角度が変わる
光の反射が変わる
すると、今まで見えなかったものが、ふっと見えてくる
たとえばこんな感じだ
「40歳になってから、初めて書道を習い始めたら、自分の呼吸や指先の感覚がこんなにも繊細だったことに気づいたんだよ」
「60歳をすぎてピアノを始めたら、自分が音にこんなにも反応して、感情が揺さぶられる存在だったと知ったんだ」
年齢なんて関係ない
心が動けば、その瞬間に“内なる世界”は広がり始める
思考の多様性――それは「いろんな考え方を同時に持てる力」のこと
ひとつのことを「こうに決まってる!」と決めつけず、「もしかすると、こんな見方もあるかも」と思える柔らかさ
この柔らかさは、“経験”からはじまる
とくに「はじめてやってみたこと」や「ちょっとドキドキしたこと」のなかに宿っている
ちいさな冒険を重ねていくと、「正解はひとつじゃない」とわかるようになる
そして、「この世界には、まだまだ知らない扉がある」と思えるようになる
子どものころは、すべてが未知の世界だった
だから一歩歩くだけで、毎日が冒険だった
でも大人になると、知らず知らずのうちに“知ってること”だけで世界を構成しはじめてしまう
冒険心を眠らせると、世界はどんどん小さくなる
「知ってること」しか見ようとしないと、「感じること」も「想像すること」も、どんどん減っていく
だからこそ、思い出してほしい
あの頃のドキドキとワクワク
あの「怖かったけど、やってみたらちょっと楽しかった!」という感じ
あの一歩を踏み出す前の、ほんの少しの不安と、ほんの少しのワクワク
それは、今もちゃんとあなたの中にある
ただ、すこし眠っているだけだ
改めて伝えよう
「この世界の本当の広さは、外の地図には書かれていない
あなたの内なる地図が広がったとき、世界が広がるんだ」と
だからちいさな冒険をどんどんしよう
日常にほんの少し、あたらしいスパイスをふりかけよう
勇気なんていらない
いるのは、ちょっとの好奇心と、“やってみよう”の気持ちだけ
今日、あなたはどんな小さな冒険をする?
その一歩が、未来の自分を変える
その体験が、世界の見え方を変える
そしてそれが、あなたの中の“宇宙”をどこまでも広げていく
人生は、ちいさな冒険の積み重ね
あなたが動けば、世界は動く
あなたが変われば、見える景色も変わる
「今この瞬間、どんな“ちいさな冒険”をしてみようと思った?」
それが、今日という日のスタートライン
さあ、今日も冒険の扉を開いて新しい世界へと飛び出そう
今日はこんなところだ
じや!
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