おれはオレンジャー!
今日は、昨日の続きの話をしよう。
人類は、「高度な科学技術」を用いて、数多くの
化学物質を作り出してきた。
その化学物質のほとんどが、土、自然に還らず、
還ったとしても非常に長い年月を必要とするものだ。
今この循環サイクルに乗らない化学物質による汚染が、
南極、北極のような極地も含めて地球全土に広がっている。
地球上の生態系、循環サイクルは、極めて数多くの動植物の
奇跡的な共生関係の上に成り立っている。
人類は、経済、文化の発展の名の下に、
数多くの種類の動植物を絶滅させ、
また絶滅の危機に追いやっている。
人類の循環サイクルを無視した破壊的行為が、
もう地球生命体ガイアの許容範囲を超え、
その通常の免疫力では処理しきれなくなっているんだ。
共生、循環、ひとつのシステムを大きく
全体から見るマクロ的(巨視的)思考は、
これまで主流だったミクロ的(微視的)思考とは
まったく相反するもの。
生活のある局面における利便性のみを追求し、
そこから生み出される様々な弊害、
他のものへの影響ということを
まったく考慮しないミクロ的思考=エゴ的思考が
地球の循環サイクルを
破壊させた一番の元凶であると言えるだろう。
ミクロ的思考そのものが悪いのではない。
それのみに偏り、大局的、マクロ的な見方を
併せ持つことができなかった
これまでの科学偏重思考が問題なのだ。
科学で分かっている範囲などとても狭い世界の一部分だ。
そこだけをとって万物をコントロールしようとする
そのエゴの心がすべてのバランスを崩している。
経済を発展させ、
いかに「物質的に豊かな暮らし」を実現させるかという取り組みと、
自然環境をいかに守るかという話し合い、
これらが別々のテーブルで行われるということ自体
おかしなことだということに気がつかなければならない。
二極性から融合の時代へ向かう今こそ、
この矛盾にきちんと目を向けて地球全体を
俯瞰で見る目を君たち地球人は持たなければ
ならないだろう。
今日はこんなところだ。
じや!
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