おれはオレンジャー!
今日は日本の「和」という概念の起源について
少し考えてみたい。
日本は古来からヤマト=大和と名乗り、
和の精神を尊んできた。
歴史上では聖徳太子の17条憲法の第一条に掲載
されているが、ここで描かれている和の意味は
現代理解されている和の意味とは少し異なる。
和の概念はそもそもは中国の古典の中で出てくる。
その本来の意味は、仲良く手を取り合ってという意味
ではなく、議論を尽くしてお互いが納得するまで
努力し、その結果として手を結ぶという意味合いが
込められている。
現代語では、その徹底的に議論を尽くすという部分が
抜け落ちてしまっているために、とてもあいまいな
表現になってしまっている。
何かをあきらめたり我慢をするということではなく
お互いが主張をして、相手を理解して、その上で
きちんとした解決策を導くことが大切なんだ。
その精神がきちんと日本書紀の中に描かれている。
明日少しその話をしよう。
今日はこんなところだ。
じや!
コメント