15分ほど歩くと最初の山小屋がある。 御殿場口は、ここから約7.5kmほどひたすら暗い道を歩き続けなければ ならない。次の山小屋までの距離が異様に長いのである。 しかも砂地で足がとられてなかなか前に進まない。 でも先月参加した御岳ウルトラに比べれば、すごく楽。 ペースをつかんでどんどんすすんで、2時間ほどで日の出館に到着。 ちなみに普通のペースだとここまで4時間以上かかるらしい。 月の光と雲のコントラストがとてもきれい。 空気が澄んでいるからだろうか。 七号九勺到着。ここまで2時間20分。 山頂まで1.5kmと近いが、ここから急斜面になり、また道が 狭いので人を追い抜けないので、実はかなり山頂まで時間が かかる。 気温もかなり下がってきていて、寝不足と急激に高度を上げたために 高山病にかかって激しい頭痛が襲ってくる。このまま山頂に上って しまってもご来光が午前5時なので、しばらく山頂で凍えながらまって いないといけないため、ここで1時間ほど仮眠。 午前3時過ぎに起きて山頂へ向けて登山再開。 予想どおり、人気薄の御殿場口でもここから先は激しい渋滞。 でも富士宮口や須走口のようなお祭り状態ではない。 ツアー客らしき団体の後ろについてのんびりと登る。 午前4時30分、やっと頂上の鳥居が見える。 ご来光のベストポイントを探すため東へ向けて移動。 すでにたくさんの人が場所争いをしていた。 いい場所を見つけて、カロリーメイトを食べながらひたすら待つ。 周りの雲や朝焼けが幻想的な雰囲気を醸し出している。 雲海の様子 少しずつ太陽が顔を出す。 明るくなるにしたがってまわりの景色が姿をあらわす。 せっかくなのでお鉢めぐりを敢行。 須走口の山頂。激込み。 山頂の火口の淵を歩く(走る?)。 太陽の反対側までくると、逆さ富士(=富士山の影)が見えた! これを見たのは初めて!。 遠くの山々が連なって見える。 なかなか迫力のある崩落谷の図。 測候所跡へ向かう。 山頂は激込み!でもみんな笑顔。 山頂から火口を望む。 馬の背の急斜面を下る。 富士宮口の山頂 富士宮口から5分ほどで御殿場口の山頂へ 移動できる。 この鳥居をくぐって下山スタート 一気に走って下る。頂上があっという間に遠くに見える。 途中まで降りてくると、御殿場口名物の砂走りが姿を現わす。 砂走りを一気に駆け下りたが、途中で勢い余って吹っ飛ぶ。。。 でも砂なので、骨には異常がなく、擦り傷と打撲と ランニングウエアのぼろぼろだけですんだ。 (砂といっても溶岩なので、ガラス質でかなりすり切れる。。。) 約1時間半ほどで下山完了。疲れたー。 今回の所要時間は以下の通り。 登り5時間(途中1時間の仮眠を含む。) お鉢めぐり 1時間 (めちゃ込みで、すいていれば30分ほどです。) 下り 1.5時間 走破距離約22km あまり高山病になったことがなかったので、 高山病になったのは想定外だったが、昨年よりも 体力がついているのを実感した。 登りは途中の仮眠以外は休憩無し。下りは一度も 休憩無しで降りてこられたので、いい感じで 体力がついている。 9月以降で時間ができたら、もう一度トレーニングを かねて登りにいきたい。 <今日の記録> RUN:富士登山22km 体重:83.5kg 体脂肪率:20.1% <今日の食事> 夜食:からあげ弁当+おにぎり 朝:おにぎり+パン 昼:握りずし10かん+お好み焼き 夜:チキンたつたバーガーセット+おにぎり3個+サンドイッチ。 ]]>
今年の富士登山
2011年8月14日
コメント