亡己利他のココロ

おれはオレンジャー!

己のためではなく、他のために生きる。

いや、他のためだけに生き抜く。

限られた人だけにしか出来ない

壮絶な究極の生き方だ。

いや、この生き方ができる人はすでに

人を超越しているかもしれない。

「忘己利他」という言葉は、

経典に説かれている言葉ではない。

これは、最澄(伝教大使)の

『山家学生式(さんげがくしょうしき)』

のなかの国宝論に出てくる言葉だ。

国宝とは何物ぞ

宝とは道心なり

道心ある人を名づけて

国宝となす

故に古人いわく

径寸十枚           

これ国宝に非ず

一隅を照らす

これ則ち

国宝なり

悪事を己に向へ

好事を他に与え

己を忘れて

他を利するは

慈悲の極なり  

(径寸=直径一寸の玉)

こんな人がどんどん生まれてくれば

地球という星も大きく様変わりすることだろう。

今日はこんなところだ。

じや!

音譜  

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次