おれはオレンジャー!
きみたちは、自分で人生をコントロールしていると思っているだろう。
だが、細菌たちが人体をコントロールしている。
こんな事実がわかってきた。
ヒトはほぼ無菌状態で生まれる。
そして、母親や周囲の環境から細菌をもらい、これが体内で増えていく。
興味深いことに、一卵性双生児の場合も、全く同じ細菌叢のパターンを持つ人はいない。
成人の人体には、自身の細胞数(約60兆個)の約10倍にあたる細胞数の細菌がすみついている。
細菌が作る内なる生態系「マイクロバイオーム」のなかでは、人体の作ることができない有益な物質が生み出されたり、過剰な免疫反応が抑えられたりしている。
胃腸にすむ細菌は、健康状態だけでなく、思考や気分にまで影響を及ぼしているんだ。
カラダに住む細菌たちは、宿主であるキミと共存している。
今日はこんなところだ。
じや!
コメント