利便性の罠

おれはオレンジャー!

君たち人類は
生活を便利にするために
これまで様々なものを
作ってきた

昔はみんなで協力しなければ
できなかったことでも
今は便利な道具がたくさんあるので
一人で行うことができるようになった

これは進化という意味では
いいことかもしれないが
君たちにとって
便利になったことが
幸せかどうかは
正直わからない

利便性が高くなって
君たちはどんどん
自分だけでも生活できるという
幻想の中にどんどん入っていく

お金さえあれば
とりあえずなんでも手に入るし
自分は困らないと思ってはいないか

でも現実は違うんだよ

君たちは一人では生きれないし
お金だけ持っていても
困ることはたくさんあるんだ

利便性を追求するあまり
自分だけ意識が強まり
人間関係がどんどん希薄化している

それが今の君たちだ

昔は必然的に
人々は協力しないと
生活ができなかった

これからの君たちに
もとめられるものは
生活のためのつながりから
進化した
新しい人としてのつながり方だ

きみたちはこれから
人と何でつながっていくのだろう

よく足元を見てごらん

今日はこんなところだ
じや!

チューリップ

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