オレンジャーからの回答(3)

(読者様からのご質問)
 ツインレイはいるのでしょうか?
 いるのであればその仕組みはどのようになっているのでしょうか?

(オレンジャーからの回答)
ツインレイについてご質問を受ける機会が良くあります。ツインレイとは、ツイン=双子、レイ=光という意味が合わさった言葉で、もともとは一つの魂の存在だったものが、今世において二つに分かれて存在している「魂の片割れ同志」という意味で使われていることが多いです。ソウルメイトという言葉にも似たような意味がありますが、もともと同じ魂であったという点において、ツインレイの方がソウルメイトよりも、より強い結びつきを示す言葉として使われています。(ソウルメイトは魂磨きを行いあう仲間とか同志という意味で使われていることが多いです。)

まず、端的にいえば、ツインレイは確実に存在します。ただし、少々がっかりされるかもしれませんが、運命の片割れというようなロマンチックなお話しではなくて、もともと同じ魂を源にもつたくさんの兄弟たちが存在しているという感じです。二つに分離している場合もありますが、よくあるケースとしては、一つの魂が3つ以上のたくさんの魂に分魂化して、その別れたものと別のものが融合して新たな魂を創造し(合魂化)、今ここに存在しています。
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一つの魂がそのまま分魂も合魂もせずに、一つの魂へと転生することは大変稀なケースです。有名なところで言えばダライ・ラマさんは現時点で14世となっていますが、この転生を繰り返す中で分魂化や合魂化がされることなく、一個体としての魂の系譜をたどり続けています。ただ、このように1対1の形式で魂が引き継がれていくのは稀なケースで、通常は分魂や合魂を繰り返しながら魂の成長を進めていくことが多いです。

元々、同じ魂の源を持つ分魂同志が合えば、共通のソース(源)部分が反応して、きっと何かの運命的なものを感覚的に強く感じることは十分あるかと思います。でもその感覚は、例えば今世において、もともと同じ学校の出身だったとか、幼いころご近所に住んでいたとか、同じ家族として生まれてきたとかいったケースで感じるものと実はあまり変わりありません。魂もつながりを感じる大切な一つの要素でありますが、今世において、様々なグループや出会いの中で培ってきたリアルな感覚や体験による経験もまた、とても大切ですし、運命的なものであります。

ツインレイやソウルメイトの存在も大切ですが、なぜそうした存在について探求しようとしているのか、その自分の意識に注意を向けてみてください。現実でうまくいっていないことや、現実で感じている不安や寂しさみたいなものから逃れるためにこうした探究に躍起になってしまう方も多くいらっしゃいます。時にはそうした存在に対して、思いを馳せることも良いとは思いますが、あまりのめり込み過ぎたり、コトの重要度を上げすぎると、現実逃避感を加速させてしまい、結果としてかなり人生の貴重な時間を浪費してしまうことにつながるのではないかと思います。

魂や前世でのつながりは、あなたが意識するしないに関わらず、あなたの無意識領域に存在する様々な意思やあなたの背後にいるガイドたちが、必要に応じて必要なアレンジをちゃんとしてくれます。あなたは目の前に出現している様々な現実の中に、そのヒントを見出していくように努めていくと、いろいろなことをより深く感じとれるようになり、人生をより豊かに楽しく過ごしていけるのではないかと思います。

これからの時代は魂のつながりを含む、様々なつながりが心の平安を保つ上でとても重要になってきます。地縁・血縁・契約といった目に見えるつながりだけではなく、魂のつながり、気持ちのつながり、価値観のつながりなど目に見えないつながりにまで意識を広げて、あなたの本当の居場所、つながるべき人を見つけていただければと思います。

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