おれはオレンジャー！
今日は土曜日
コラムをお届けしよう
今の世の中は
変化がとても速いため
先が読めなくなっていて
多くの人が不安になっている
こうした世の中で
自らのモチベーションを
維持しながら生きていくためには
高いレジリエンス能力が
必要となっている
幸運か不運かは
その後の人生における
意味づけで決まっていく
その意味づけは
結局のところ
本人の現実に対する
認識力によるところが大きい
アメリカ合衆国第１６代大統領である
アブラハムリンカーンの人生は
「丸太小屋からホワイトハウスへ」
とたとえられている
アメリカンドリームを
成し遂げた方として有名なので
ご存じの方も多いはずだ
でも実際に
彼の人生の履歴をたどると
失敗やら挫折だらけだと
いうことが分かる
少し列挙してみよう
1809年 ケンタッキー州の粗末な丸太小屋で誕生
1814年 5歳 幼くして母と姉を亡くす
小学校を中退
成人すると荷運びの仕事に
1831年 22歳 雑貨屋を起業したが失敗
1832年 23歳 イリノイ州議員選に敗北
1833年 24歳 ビジネスに失敗
1834年 25歳 イリノイ州下院議員選に当選
1835年 26歳 恋人と死別
1836年 27歳 神経衰弱の病に
1836年 27歳 弁護士の資格を取得。翌年、事務所を開設
1838年 29歳 議会での敗北
1840年 30歳 大統領選委員選挙に敗北
1842年 32歳 メアリー・トッドと結婚
1843年 34歳 下院選挙に落選
1846年 37歳 下院選挙に当選
1848年 39歳 下院選挙に落選
1851年 42歳 息子エディが死去
1855年 46歳 上院選挙で落選
1856年 47歳 副大統領選挙に敗北
1858年 49歳 上院選挙に敗北
1860年 51歳 大統領に当選
1861年 52歳 （南北戦争が勃発）
1862年 53歳 息子ウイリアムが死去
1863年 54歳 （ゲティスバーグ演説）
1864年 55歳 大統領に再選
1865年 56歳 （南北戦争終結）
1865年 56歳 フォード劇場で暗殺
この年表を見る限り
人生でよかったことは
４つしかなくて
それ以外のほとんどの人生は
大変で苦しみぬいている
でも
そのプロセスが
人々の心に感動をおこし
アメリカンドリームという
言葉のエネルギーの
原動力となっている
目先のことだけで
幸運・不運を決めて
しまうのではなく
起こった出来事に
自らの認識力によって
意味づけを変えていく
力が求められている
あなたの人生は
他の誰かが
意味付けるのではなく
あなた自身が
意味付けるもの
あなたの人生の手綱を
しっかりと自分で
握って導いてほしい
今日はこんなところだ
じや！
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