おれはオレンジャー!
今日は土曜日
コラムの日
今は何でも簡単に
手に入れられる利便性が
とっても高い時代
当たり前のことが増えて
少しでも不満や不便を感じると
すぐにあきらめて離れてしまう
でもそんな時代だからこそ
自分の中で大切にしたいことには
とことんこだわりたい
大儀を成すには
信念をもって
その信念を貫くことが
求められるんだ
一つの物語をここで紹介したい
(書籍『人生を変えた贈り物』より)
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カーネル・サンダースが
あれほどの大成功を収めた理由は知っているだろうか。
「生まれた時から金持ちだったから」
「家族が大富豪だったから」
「ハーバードのような一流大学に行かせてもらったから」
「ごく若いうちに事業を始めたから」…。
この中に正解はあるだろうか。
答えはノーだ。
カーネル・ダンダースが夢を実現するために
行動を始めたのはなんと65歳の時だった。
サンダースは自分が持っているものの中で
世の中の役に立ちそうなものはないかと考えてみた。
そして最初に浮かんだ答えは、
「そうだ。このチキンのレシピはみんなが気に入ってくれている。
このレシピをあちこちのレストランに売ったらどうだろう。
それならお金になるかもしれない」
だが直ぐに考え直した。
「それはダメだ。レシピを売るだけでなく、
正しいチキンの調理法を実演したらどうだろう。
チキンがうまくできればレストランの売上が伸びるだろう。
チキンで客が増えて売上が伸びれば
その分の何パーセントかはもらえるだろう」
この程度のアイデアなら、思いつく人は多い。
だが、カーネル・サンダースの場合は
それだけではなかった。
素晴らしいアイデアを考えるだけではなく、
それを実行に移した。
サンダースはレストランのドアを叩き、
オーナーに自分のアイデアを説明して回った。
「素晴らしいチキンのレシピがあります。
これを使えば売上が伸びるはずです。
伸びた分の何パーセントかを私にください」
だが、ほとんどのレストランはサンダースを鼻であしらった。
「わかったよ、じいさん。とっとと帰ってくれ。
その間抜けな白いスーツはいったい何なんだ?」
サンダースは諦めただろうか。もちろんノーだ。
サンダースは成功への最大の鍵を持っていた。
私はそれをパーソナルパワーと呼ぶ。
パーソナルパワーとは、
決して諦めずに行動を続ける能力のことだ。
何かの行動を起こせば、そこには必ず学ぶものがある。
そこから、道が開け、
次にはもっとうまくできるようになる。
さっきのレストランは自分のアイデアを
採用してくれなかったと落ち込むのではなく、
すぐに気持ちを切り替えて、
どうすれば次のレストランでは
もっと効果的に売り込めるだろうか、
いい結果を出せるだろうかということに集中したのである。
あなたはカーネル・サンダースが、
望みの返事がもらえるまで
何度チャレンジしたかご存じだろうか。
なんと、1009回断られて1010軒目で
ようやく採用されたのである。
2年間、来る日も来る日も、
古いおんぼろ車でアメリカ中を駆け巡り
あの白いスーツを皺だらけにして後部座席で眠り
朝になって目を覚ますと
また新しい誰かに必死で自分のアイデアを売り込んだ。
食事といっては見本用のチキンをひとかじりするだけ、
ということもしばしばだった。
大きな成功を成し遂げた人たちを見ると、
共通の形跡が残っていることに気づく。
それは、拒絶されても絶対に投げ出さないこと、
ノーと言われても決して諦めないことだ。
成功する人は、何があっても自分の夢、
自分の目標を実現しようとする。
みすぼらしい狭いアパートに住み、
浴槽で食器を洗っていた頃の私(アンソニーロビンズ)は
こうした人たちの話を思い出せと、
常に自分に言い聞かせていた。
どんな困難も永遠に続きはしない。
辛いことも一生続くことはない。
今の苦しみも必ず過ぎていく。
それには猛烈に、ポジティブに、
そして明日につながる行動を続けることだ。
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あなたには
どんな信念があるのだろう
今日はこんなところだ
じや!
<10月イベントのお知らせ>
2023年10月27日(金)
日光東照宮&御岩神社ツアー
詳細は水蓮さんの下記記事を
ご覧ください。
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