純粋な意図

おれはオレンジャー!

人は、つい勘違いしてしまう

「自分がやっている」と
「自分が現実を動かしている」と

お米を育てているのは、果たして誰なのか
種をまき、苗を植えるのは農家だが
お米を育てるその根本には
大地があり、太陽があり、雨があり、風がある

これらの自然の力が
静かに、しかし確実に
命をふくらませている

農家は、「育ってほしい」という意図を
種や苗に込めて最初に放ったにすぎない
あとは自然にゆだねる

「信じる」というより、「信頼している」からこそ
それができる

日照時間を変えたり雨を止めたりなどできはしない
むしろ、自然に逆らえば、しっぺ返しを食らう
それは人生においてもまったく同じ

現実を変えたい、豊かになりたい、愛されたい、成功したい──

そんな願いを抱くとき
人はすぐに「何をすればいいのか?」と考えがち

しかし、実際に最も重要なのは

「純粋な意図を放つこと」
それこそが、すべての始まりなんだ



意図とは、魂の種まきのようなもの

「私はこんな世界を生きたい」
「私はこう在りたい」

この想いがまっすぐであるほど
周囲にある目に見えない
“エネルギーフィールド”が静かに動き始める

人との縁、タイミング、直感、出会い、偶然──
それらがまるで大自然が作物を育てるように、現実を育んでいく

ただし、ここでひとつ注意すべきことがある

それは、「エゴまみれの意図」が
現実を歪めてしまうということ

たとえば「愛されたい」という意図の奥に
「認められたい」「見捨てられたくない」という
恐れが潜んでいるなら
現実はその“恐れ”に反応してしまう
その結果、かえって孤独を感じさせる
出来事を引き寄せることになりかねない

必要なのは、純度の高い「純粋な意図」

損得や結果を追いかけるのではなく
ただ「こう在りたい」という内なる願いを
静かに誠実に育てること

それが世界への本当のメッセージになる

あとは信頼して待てばいい
自然のリズムと、人生のリズムを重ねながら

人の中にある純粋な意図が
その人の現実を、やさしく、そして確かに育てていくことを
是非忘れないでほしい

今日はこんなところだ
じや!

カギ
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