嫉妬とは

おれはオレンジャー!

今日のテーマは「嫉妬」

心の奥で静かに渦巻くあのモヤモヤとした
感情について語ってみたい

嫉妬とは、比べること

そして君たち人間は、小さなころから――いや、むしろ生まれる前から、「比べるように」設計されてきたのかもしれない

お兄ちゃんよりしっかりしなさい
あの子はもっと速く走れるよ
あの人の方が美人だ、お金持ちだ、有名だ、成功者だ――。

こんなふうに、無意識のうちに「自分以外の何者か」と常に見比べるよう、条件づけられてきた



でもね

その「比べる」というゲーム、ほんとうにやりたいか?
オレとしては、君にこう問いかけたい

たとえば、君が道を歩いているとしよう
ふと目に入った高級車
「いいな、ああいうの、いつかは…」って、心の片隅がざわつく
誰かのSNSに投稿された海外旅行の写真、モデルのような友人のボディ、あふれるようなフォロワーの数
その一つひとつが、君の「今の自分」にダメ出ししてくるような気がしてくる

その瞬間、君の内なる“エゴレンジャー”がささやく

「お前は負けてるぞ」
「なんであいつにはあるのに、俺にはないんだ?」
「もっと、もっと手に入れなきゃ」――と

でも、それが「嫉妬」の正体なんだ

比べるという習性、それが嫉妬という毒を育てる
だが安心してくれ。解毒のカギは、実にシンプルだ

「比べなければいい」――たったこれだけだ

たとえば、君は木と自分を比べないよね?
「くそっ、あの木は幹が太い! 葉っぱも青々としてる! オレには葉がない…」なんて思わないだろう?

鳥とも比べない
「あいつは空を飛べるのに、なぜオレは飛べない?」って、悩まないよね?

じゃあ、なぜ人とだけ比べるんだ?

答えは簡単
そう仕込まれてきたからなんだ

でも、本当は――君は「比較できない存在」

なぜなら、君は宇宙にひとりしかいない“ユニーク”な存在だから

オレは声を大にして言いたい

「君はオリジナルだ!」

この世界に、君と同じ配列の魂は一つとして存在しない
過去にも未来にも、君のコピーなど生まれはしない

宇宙は“コピー”を作らないんだ
オリジナル、オンリー。常に一点モノ
まるで芸術家が創る、唯一無二の作品のように

さあ、ここで一つイメージしてみよう

君は、宇宙の森の中で光を放つ一本の木
他の木と幹の太さを比べる必要はない
葉の色や枝の伸び方も、君だけの美しさなんだ

となりの木は、となりの木
空を飛ぶ鳥は、空を飛ぶ鳥
君は、君の場所で、君だけの“光”を放てばいい

この感覚を持てたとき、嫉妬はふっと溶けて消える

なぜなら、誰とも比べようがないことに気づくからだ
「オレはオレで、アイツはアイツ」
ただそれだけのこと

でもな、それでも人は、つい比べたくなるもの
それもまた人間の愛おしさとも言える
だけど、そのたびにオレは言ってやるんだ

「君は、宇宙の一点モノだ。君は君の道を行け」

この言葉を思い出すたびに、君のハートの奥に
嫉妬じゃない、新しいエネルギーが生まれてくる
それは、「自分のユニークさを祝う波動」だ

それが君を満たし
君のまわりの人にも伝染して、
この星をちょっとずつやさしくしていく

だからオレはあなたに改めて伝えたい

比べるな、感じろ!
君は君で、すでに完璧だよ
誰かのようにならなくていい
君はすでに価値ある存在なんだよ

今日はこんなところだ
じや!

おとめ座
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