人生の使命の見つけ方

(読者様からのご質問)
学生の自分にはまだやりたいことや得意なことがはっきりしていません。好きなこともよく変わるし、将来のことを考えると不安になることもあります。こういう状態でも使命に近づいていると言えるのでしょうか?また、普段の生活の中で使命を見つけるヒントになるような行動や考え方があれば教えてほしいです。

(オレンジャーからの回答)
ご質問いただきありがとうございます。自分のことってなかなかわからなくて、正直順調に歩んでいるのか、そうでないのかよくわかりませんよね。私が考える人生の使命の見つけ方についてお伝えさせていただきます。

人生の使命ってどうやって見つけるの?

――焦らなくていい。あなたの中に、ちゃんとヒントはある

「私の使命って何だろう?」
そんなふうに考えたこと、きっと一度はありますよね。誰かの役に立ちたい、自分らしく生きたい、意味のある人生を送りたい――その気持ち自体が、すでにとても大切なサインです。ただ、ここでまず伝えたいのは、使命は“突然どこかから与えられるもの”というより、“少しずつ気づいていくもの”だということです。

よくあるのが、「これが私の使命です!」と一つの答えを探して確定してしまうパターン。でも実際は、人生の段階ごとにテーマが変わることも多いです。若い頃の使命と、大人になってからの使命が違うのはすごく自然なこと。だから最初から完璧な答えを出そうとしなくて大丈夫なんです。

では、どうやってヒントを見つけていくのか。
まずおすすめしたいのは、「好き」「気になる」「なぜか心が動く」ものに素直になることです。理由がはっきりしなくてもいいんです。なぜか惹かれる、本を読んでいてワクワクする、誰かの役に立ったときに心が温かくなる――こういう感覚は、あなたの内側のコンパスみたいなものです。

心理学的に言っても、人は興味や好奇心がある分野ほど継続しやすく、結果として能力が育ちやすいと言われています。スピリチュアルな言い方をすれば、それは「魂が向かいたい方向」。言葉は違っても、指しているものはけっこう近いんですね。

もう一つ大切なのは、「過去の経験」を振り返ることです。うれしかった出来事、つらかった出来事、乗り越えてきたこと。その中に、自分が何を大事にしているかが隠れていることが多いんです。たとえば、人に支えられて救われた経験がある人は、今度は支える側になりたいと思うことがある。苦労した分野ほど、誰かの役に立てることもあります。

ここで少し安心してほしいのは、使命って必ずしも大げさなものじゃなくていい、ということです。世界を変えるとか、特別な肩書きを持つとか、そういう形だけが使命ではありません。家族を大切にすること、人を笑顔にすること、自分らしく働くこと。そういう日常の積み重ねの中にも、十分に使命は存在します。

むしろ、使命を「大きくしなきゃ」と思いすぎると、本来の自分の感覚を見失いやすいんです。遠くの理想ばかり見て、目の前の小さな喜びを見逃してしまうこともあります。使命って案外、「これをしていると私は自然体でいられるなぁ」というところに隠れていたりします。

それから、「できること」と「やりたいこと」の交差点もヒントになります。得意なことだけでも物足りないし、やりたいだけでも続かない。その両方が重なる場所を探していくと、無理なく続けられる方向性が見えてきます。これはキャリア論でもよく言われる考え方ですが、人生全体にも当てはまります。

そして忘れてほしくないのは、使命探しは「急がなくてもいい旅」だということです。早く見つけなきゃと焦ると、かえって心の声が聞こえにくくなります。散歩しているとき、何気ない会話の中、ふとした瞬間にヒントが見えることもある。余白があるほうが、気づきは入りやすいんです。

女性の場合、とくに周囲の期待や役割の中で自分の声を後回しにしがちですが、自分の気持ちを大切にすることはわがままではありません。それは、自分の人生を丁寧に生きるということ。その姿勢自体が、すでに使命に向かう一歩だったりします。

もし今、「まだ分からない」と思っているなら、それもまったく問題ありません。分からない状態で経験を重ねること自体が、使命への準備だったりします。点と点が後からつながることって、人生では本当に多いんです。

最後にひとつだけ。使命は「探すもの」でもあるけれど、「育てるもの」でもあります。
今できる小さなことに心を込める。
その積み重ねが、気づけばあなたらしい道を形づくっていきます。

だから大丈夫です。
あなたの中には、すでに方向を示す感覚があります。
静かに耳を澄ませながら、心のコンパスに従って、焦らず、自分のペースで進んでいってくださいね。

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