パタゴニアでの4日のキャンプを通じて
実に様々なことを学んだ。
死生観について考え、
自分の生への執着心も体感できた。
さらにこの旅で学んだことがある。
それは、分離と融合の概念だ。
少しスピリチュアル的な要素も含むが、
私たちは本来一つの存在であり、そこに
分離という概念はない。
個々の意識が発達し、エゴが生まれ
そこから分離が発生する。
分離によって、自他の意識が芽生え、
所有という概念が生まれてくる。
その結果が経済であり、戦争なんだ。
今回の文明では、様々な分離による破壊活動が
行われている。それこそ地球そのものを破壊して
しまう水準までその力は強まっている。
分離の時代から融合・統合の時代へ。
これからの私たちの世界のキーワードの一つだろう。
大きな課題は、人は個別の意識を持っている。
生きていくためには自分のためにたべなければならない。
そうした人生プラットフォームのルールの中で
以下にユニティの時代を実現するかということだ。
今回の旅で死生観を学びながら、一つそのヒントに
なりそうな気づきがあった。
それが、「共存」と概念。
本質的には全ては一つ。
でも実際に個々の意識があり、生活があることを
考えると、それぞれのあるがままの存在を認めて
それぞれの生き方や価値観を尊重することが大切
ではないだろうか。
自然は全て共存。
山の中で風に倒されたたくさんの木々は死の象徴であるが、
同時にそれは他の生物にとっての生の象徴でもある。
共存しながら、与えられている厳しい環境に以下に適合するか。
そこに存在意義が生まれ、進化が生まれる。
分離から融合の時代へ向けて
私たちはどのような舵を切れば良いのだろうか?
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