(読者様からのご質問)
レムリアとアトランティスというお話をよく聞きます。
私たちはこれらの情報から何を学べばよろしいのでしょうか?
(オレンジャーからの回答)
ご質問いただきありがとうございます。以下回答いたします。
レムリアとアトランティス ― 人類の内側にある「二つの文明」
レムリアとアトランティスの話は、一般には「失われた古代文明」の伝説として語られます。けれど、少し視点を上げてみると、これは地球の歴史の話というより、人間の意識や文明の成長を象徴的に描いた物語として読むこともできます。
たとえば私たち個人の成長を思い浮かべてみてください。
子どもの頃は感覚や直感が中心で、世界を「感じる」ことで理解します。でも成長すると、論理・効率・技術といった理性的な力が発達していきます。文明の歴史も、どこかそれに似ています。
この視点で見ると、レムリアとアトランティスは次のような象徴として理解できます。
レムリア ― 「つながり」を中心にした世界
レムリア文明は、よく「自然と調和した文明」「精神性が高い文明」と語られます。ここで象徴されているのは、言い換えれば“つながり感覚”です。
自然とのつながり。
他者とのつながり。
そして自分自身とのつながり。
まだ分離の感覚が強くない状態ですね。
現代社会では、どうしても効率や成果が優先されますが、レムリア的な感覚では、
生きていることそのものの価値
共感や直感の大切さ
自然のリズムへの信頼
といったものが中心にあったとされます。
心理学的に言えば、「右脳的」「感覚的」「共感的」な世界観に近いとも言えます。
もちろん、これは実際にそういう文明があった証拠があるわけではありません。でも人類が「そういう理想状態」を思い描くこと自体、どこかでその感覚を求めているとも言えそうです。
アトランティス ― 理性と技術の時代
一方のアトランティスは、技術・都市・知識の象徴として語られます。
エネルギー利用、巨大建築、科学的思考。
つまり「世界を理解し、コントロールしようとする意識」です。
これは人間の成長過程でいうと、思考や分析が発達する段階に似ています。文明としても、
科学の発展
経済や組織の複雑化
便利さの追求
といった方向へ進む時代です。
ここまでは自然な流れですし、むしろ文明が成熟するために必要なプロセスとも言えます。
問題は、そのバランスが崩れたときです。
なぜアトランティスは滅びたと語られるのか
伝説では、アトランティスは技術の進歩と引き換えに精神性や倫理を置き去りにし、結果として崩壊したとされます。
これは単に「昔の話」ではなく、現代にもかなり重なるテーマです。
例えば:
技術は進んだのに幸福感は増えていない
情報は増えたのに不安も増えた
便利なのに孤独感が強い
こういう矛盾、感じることありませんか?
アトランティスの神話は、そうした状況への警鐘とも読めます。つまり、
進歩=幸せとは限らない
という視点です。
二つの文明は「対立」ではなく「統合」がテーマだと私は考えています。
レムリアとアトランティスはどちらが正しいという話ではありません。
感覚だけでも社会は成り立たない。
理性だけでも人は満たされない。
だから本質はたぶん、
感性と理性の統合
です。
これは個人レベルでも同じです。
直感だけで突っ走ると現実にぶつかる
論理だけだと人生が味気なくなる
両方を使える状態が、一番自然で安定します。
現代は「第三の段階」にいるのかもしれないですね。
少し大胆に言うと、
現代はアトランティス的な技術文明のピークに
近づいているとも言えます。
(アトランティス時代には重力を扱うテクノロジーが
あったので今よりも進んでいましたが。。。)
AI、バイオテクノロジー、宇宙開発…。
ものすごいスピードで進んでいますよね。
でも同時に、
ウェルビーイング
マインドフルネス
環境意識
共感やコミュニティの再評価
といった流れも強まっています。
これはある意味、
👉 レムリア的感覚の回帰
👉 技術文明との再統合
のプロセスとも見えます。
これらのお話を自分に引き寄せると
レムリアとアトランティスは、外の文明の話というより、
私たちの中に両方あるもの
とも言えます。
合理的に考える自分。
直感で感じる自分。
どちらも大切で、どちらも必要です。
もし最近ちょっと疲れているなら、
たぶんアトランティス側(思考・効率)が
働きすぎているサインかもしれません。
逆にフワフワしすぎているなら、
現実を整えるアトランティス的視点が
助けになることもあります。
最後にひとつ、大雑把にまとめてみると
レムリアは「心」
アトランティスは「頭」
そして私たちの課題は、そのどちらかになることではなく、
心で感じ、頭で整え、その両方で生きること。
もしかすると、
本当に沈んだのは大陸じゃなくて――
そのバランス感覚なのかもしれません。
そして今、人類はそれを思い出そうとしている
途中なのかもしれませんね。


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