おれはオレンジャー!
君たちは意識の中で年を取る。
その意識のために、実際の
肉体もどんどん衰えていく。
君たちの身体は一つの細胞の
寿命で生かされているわけではない。
数か月で身体中の細胞は入れ替わるし
骨でさえも数年で入れ替わっているんだ。
実際の能力で言えば、
寿命1000年でもおかしくない。
実際、こうした生物もたくさん
君たちの星には存在しているだろう。
すでに埋め込まれた意識を
100%外すことは難儀なことだが
その進行を遅らせることは
君たちにもできる。
小さかったころを思い出してほしい。
すべてのことに好奇心を持って
毎日が冒険だったあの日々を。
肉体を持ってうまれたことに喜び
毎日を駆け抜けていたあの日々を。
「それはもう知っている」
「ああ、あのことでしょ」
「またその話か」
という決まり切った思考による
シナプスの減少が
君たちを老化へと追いやるんだ。
朝起きたら、生まれたて。
今日起きることはすべて初めて。
どんなに似ていることでも
まったく同じことなどないのだから。
惰性に陥るな。
知ったかぶりをするな。
どんどんその体験を味わって
観てごらん。
すべての見方が変わるよ、きっと。
今日はこんなところだ。
じや!
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