earthlingで生きる

オレはオレンジャー!

今日はちょっとスケールの大きい話をしようと思う
テーマは――「地球人として生きる」ということについてだ

君たちは日本人、アメリカ人、中国人、フランス人……そんなふうに分けられて生きている
でもな、空から地球を見下ろしてみると、そこに線なんてどこにも引かれていない
国境なんて、人間が勝手に地図の上に描いた“幻想”にすぎないんだ

人類はもう、国や民族の壁を越えて、「地球人(Earthling)」として生きる段階に来ている
テクノロジーも、経済も、気候変動も、インターネットも――すべてが国を超えてつながっている
だからこそ、これからの時代は「自分の国のため」ではなく、「地球全体のため」にどう生きるかが問われているんだ

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でも、そのためにはまず、古い概念を超えなければならない
「これはオレの土地だ」
「これはウチの国の資源だ」
「これはオレたちの利益だ」
―こういう所有や権力の意識を手放すときが来ている。

地球の空気は誰のものでもなく
海も、森も、光も、みんなで分かち合うもの

君たちが吸っているこの空気は、数日前にアマゾンの森で生まれたかもしれない
今日飲んだ一滴の水は、何千年前にアフリカの砂漠を流れていたかもしれない
つまり、地球上のすべては、すでにひとつにつながっているんだ

だからこそ、世界を変えるのは「国」でも「政府」でもなく
たったひとりの「あなたの意識」なんだ

君が他人を敵と見なすのをやめたとき
ひとりの地球人が生まれる

君が「奪う」ではなく「分かち合う」を選んだとき
新しい文明の種がまかれる

君が「怖れ」ではなく「愛」で行動するとき
その波動が世界に広がり、争いのエネルギーを溶かしていく

世界平和って、どこかの偉い人たちが会議で作るものじゃない
君の意識の中から始まるものなんだ

たとえば、毎日誰かに優しくする
自分を責める代わりに労わる
自然を大切にする
その小さな行動がやがて地球全体の周波数を変えていく

「オレひとりの意識で世界が変わるわけない」と思うかもしれない
でもな、ひとりの意識の変化は確実に広がっていく
水面に落ちた一滴の波紋のように
そして、やがてその波紋が重なりあって
人類の新しいステージをつくっていくんだ

これからの時代、名刺に「日本人」って書くより
胸を張って「Earthling(地球人)」って言えるほうがカッコよくないか

国籍や立場より「どんな地球を未来に残したいか」が大切なんだよ

戦いのない星
奪い合いのない星
自然と人が共に笑って生きられる星

それをつくる力は、あなたの中にある

だから今日から少しだけ意識を変えてみてほしい
誰かを見たとき「この人も地球の仲間だ」と思ってみる
空を見上げて「この空はみんなでつながってる」と感じてみる
それだけで、この地球はほんの少し優しくなる

君たちはみんなEarthling
国や宗教や肌の色を超えて、ひとつの星に生きる仲間たちだ

そしてこの地球こそ君たちの最高の学校だ
互いを学び、愛を学び、調和を学ぶための場所なんだ

君の意識が変われば、世界が変わる
その小さな光が集まって、やがて闇を照らす太陽になる

だから今日も、胸を張って生きよう
地球の一員として、堂々と愛を放とう
そうすれば君もすでにEarthlingの仲間だよ

今日はこんなところだ
じや! 

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