義理の姉の一言

(読者様からのご質問)
義理の姉に悪意があるのか無意識なのかわからない一言を言われ続けています。夫に相談したら『気にしすぎ』と言われましたがなんか腑に落ちません。自分の感覚がおかしいのでしょうか、それとも夫が鈍いのでしょうか、よくわからないので、アドバイスをお願いします。

(オレンジャーからの回答)

ご質問ありがとうございます!

その状況の中で、ずっと自分の感覚を疑い続けていること、かなり苦しかったと思います。

相手の言葉そのものよりも、
「嫌だった」と感じた自分の感覚を、
周囲に否定されることが、人の心を深く疲弊させます。

しかも義理の家族というのは、
簡単に距離を切れない関係です。

だからこそ、
あなたの中では
「自分がおかしいのか?」
「考えすぎなのか?」
という迷いが生まれているのだと思います。

まず最初にお伝えしたいのは、
あなたの感覚は、おかしくありません。

人は、言葉の“意味”だけではなく、
空気、間、視線、温度感、繰り返し方、
そういう五感的な情報を通して
相手の意図を感じ取っています。

例えば、
同じ「それ似合うね」でも、

本当に温かい感じで言われる場合と、
どこか刺のある感じで言われる場合があります。

文字にすると同じでも、
受け取る感覚は全く違います。

つまりあなたは、
言葉ではなく“波”を感じ取っているのです。

そして実は、
こういう違和感は、
悪意が「ある/ない」の二択では説明できないことが多いのです。

義理のお姉さん自身も、
本当に無意識かもしれません。

人は、自分の中に満たされない感情があると、
比較、マウント、軽い否定、
相手を少し下げる言葉を、
無自覚に混ぜ込むことがあります。

本人に「いじめている自覚」がなくても、
受け取る側の心には小さな傷が積み重なります。

だからあなたが疲れるのは自然なことです。

一方で、
ご主人が「気にしすぎ」と言ったことも、
必ずしもあなたを否定したかったわけではありません。

男性は特に、
言葉を“内容”で処理しやすく、
女性同士の微細な空気の変化を
読み取れないことがあります。

また、
自分の家族に問題がある可能性を認めることは、
本人にとって無意識にストレスになるため、
「大したことない」と処理したくなることもあります。

つまり、

あなたがおかしいわけでもなく、
夫が冷酷というより鈍感なだけ、
というケースはかなり多いのです。

ここで大切なのは、
「誰が悪いか」を決めることではありません。

もっと重要なのは、
あなたの意識が、
義理のお姉さんの言葉によって
自分自身から離れてしまっていることです。

本来、
あなたの心の主導権は、
あなたにあります。

でも繰り返し嫌な言葉を受けると、
人は相手の表情や一言に意識を奪われ、
「また何か言われるかも」
「どう受け取ればいいのか」
と常に外側を監視するようになります。

すると、
自分の感覚を信じる力が弱くなっていくのです。

これは、
静かな雨に長く打たれている状態に似ています。

最初は一滴でも、
長く続くと体温を奪われます。

だから必要なのは、
「私が悪いのか?」と分析し続けることではなく、
まず自分の心の体温を守ることです。

例えば、

会ったあとに妙に疲れるなら、
それは身体が出しているサインです。

「考えすぎ」ではなく、
感覚がちゃんと働いている可能性があります。

人間関係は、
論理だけではありません。

身体感覚は、
かなり正直です。

ですから今のあなたに必要なのは、
義理のお姉さんを理解することより、
自分を守る許可を出すことかもしれません。

・会う頻度を少し減らす
・一対一を避ける
・全部真に受けず、心の中で距離を置く
・夫に「正しいかどうか」ではなく「私は傷ついている」と伝える

これは逃げではありません。

境界線です。

宇宙の視点で見ると、
人は皆、それぞれ違う不安や欠乏感を抱えながら生きています。

だから時に、
誰かをチクリと刺すことで、
無意識に自分を保とうとする人もいます。

でも、
あなたまでその世界に巻き込まれて、
自分の価値を疑う必要はありません。

あなたは、
あなたを雑に扱う言葉よりも、
もっと大切にされていい存在です。

そして希望を言うなら、
人は、自分の感覚を信じ始めた瞬間から、
少しずつ現実との付き合い方が変わっていきます。

「この人といると苦しい」
「この距離感なら大丈夫」

そういう小さな意識の選択が、
未来の人間関係を静かに変えていきます。

無理に戦わなくていいのです。

ただ、
自分の心を置き去りにしないこと。

それだけで、
あなたの内側の世界は、
これから確実に変わり始めます。

あなたの感じた違和感には、
ちゃんと意味があります。

まずは、
その感覚を、
あなた自身が否定しないであげてください。

この回答があなたの心に届くことを祈っています。最後までお読みいただきありがとうございます。

(完)

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