oranger13– Author –
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オレンジャーへの質問箱
あなたといると疲れる
(読者様からのご質問)親友だと思っていた人から『あなたといると疲れる』と言われました。理由を聞いても教えてもらえません。あれから自分の何が悪かったのか、毎日考えてモヤモヤする毎日です。どうすればいいでしょうか? (オレンジャーからの回答)... -
宇宙人オレンジャーからのメッセージ
自分の中心
おれはオレンジャー!君たちは北極星をずっと動かない星だと思っているかもしれないだが宇宙では北極星の役目は少しずつ別の星へと受け継がれていく今はポラリス昔はベガそして未来には再びベガへと戻っていく約26000年という壮大な周期の中で今はちょうど... -
ショートストーリー
写らない思い
-写らない思い-遺品整理で見つけた、古いデジタルカメラ。そこには学生時代の僕と、隣で笑う彼女の姿がたくさん残っていた。 最後の一枚は、夕暮れの教室。逆光で彼女の顔はよく見えないけれど、繋いだ手の影だけが長く伸びていた。 画面をスクロールしよ... -
オレンジャーへの質問箱
冷たい夫婦関係
(読者様からのご質問)夫と会話が成立しなくなって3年になります。今では喧嘩すらしなくなりました。ただ同じ空間にいるだけの関係です。離婚するほどでもないと思っているのに、このまま老いていくのかと思うととても怖いです。私はどうすればいいでしょ... -
宇宙人オレンジャーからのメッセージ
夢の共有
おれはオレンジャー!君たちは時々自分一人の力で生きているように感じることがあるだが本当は朝のパン一つにも無数の命と無数の手が関わっている畑を耕した人運んだ人売り場に並べた人そのすべての流れが君へ届いている 宇宙はいつでもつながりの中... -
ショートストーリー
初雪の忘れ物
-初雪の忘れ物-「雪が降ったら、またここで会おうね」 そう約束した冬から、三度目の初雪が舞い落ちた。あの日、些細な喧嘩で別れて以来、一度も連絡は取っていない。 それでも私は、いつもの待ち合わせ場所に立っていた。かじかんだ手に息を吹きかけなが... -
オレンジャーへの質問箱
母親への依存
(読者様からのご質問)母親に何かあるたびに電話してしまいます。もう40代なのに、いまだに母親の一言で気持ちが大きく揺れるんです。この依存から抜け出せない自分が情けなく思ってしまいます。どうすればいいでしょうか? (オレンジャーからの回答)ご... -
宇宙人オレンジャーからのメッセージ
タイムラグを味わう
おれはオレンジャー!君たちは願ったことがすぐ叶わないと不安になったり焦ったりしてしまうことがあるだけどね、その「まだ叶っていない時間」こそ地球でしか味わえない特別な体験なんだよ 宇宙では感じた瞬間に現実が動く欲しいと思えばすぐ手に入る会い... -
ショートストーリー
電話ボックス
-電話ボックス-もう誰も使わなくなった、公園の隅の古い電話ボックス。 そこから特定の番号にかけると一分間だけ「会いたい人」と話せるという噂があった。 僕は震える指で、今はもう繋がらないはずの彼女の番号を押した。 『……もしもし、遅いよ』 受話器... -
オレンジャーへの質問箱
仲間外れ
(読者様からのご質問)仲良しだと思っていた友人グループのLINEに、自分だけ入っていないグループがあることに気づいた。確かめる勇気もなく、でも以前と同じように接することもできない。どうすればいいでしょうか? (オレンジャーからの回答)ご質問あ... -
宇宙人オレンジャーからのメッセージ
背筋を伸ばそう
おれはオレンジャー!あなたはいまどんな姿勢をしているだろうか?気が落ちているとき元気がないとき人は背中を丸めて足元を見ている そんなときは胸を張って上を向いて大きく深呼吸してみよう第四チャクラを開いて世界に愛をふりまいてみようそうすれば自... -
ショートストーリー
記憶のしおり
-記憶のしおり-「もし私があなたのことを忘れても、怒らないでね」 病室で彼女は弱々しく笑った。僕は何も言えず、彼女が読んでいた本の途中に、青いリボンのしおりを挟んだ。 数年後、古本屋で偶然その本を見つけた。手に取ると、中からあの時の青いしお... -
オレンジャーへの質問箱
同僚の異動
(読者様からのご質問)職場の同僚に親切にしてきたのに、異動の挨拶もなく去っていってしまいました。怒りというより、自分の『親切』は何だったのかという虚しさが残っています。この気持ち、どうしたらいいでしょうか? (オレンジャーからの回答)ご質... -
宇宙人オレンジャーからのメッセージ
あなたのギフト
おれは、オレンジャー!君たちは生きるためには食べなければならない食べるためには生活に必要なお金を手に入れなければならないそしてお金を手に入れるために就職しなければならない就職するために自分の嫌な仕事でもやらなければならないこんな理屈の世... -
ショートストーリー
垂直の恋
-垂直の恋-彼と付き合って三ヶ月。私たちは一度も地面を歩いたことがない。 彼は重力が垂直に働く特異体質で、常に壁を歩いているからだ。 「こっちへおいでよ」 壁の上から手を伸ばす彼。私は梯子を登り、壁に背中を預けて彼と抱き合う。 「重力って不便... -
オレンジャーへの質問箱
透明になっていく
(読者様からのご質問)毎日同じ時間に起きて、同じ電車に乗って、同じ仕事をして、同じ時間に寝る。安定しているはずなのに、自分が少しずつ透明になっていく感覚があるのですが、これは何でしょうか? (オレンジャーからの回答)ご質問ありがとうござい... -
宇宙人オレンジャーからのメッセージ
潜在意識
おれはオレンジャー!君たちの意識のほとんどは目に見えない深い海のような領域に沈んでいるそれを潜在意識と呼ぶ 君たちは自分だけの心を持っているようでいて本当はもっと巨大な場所でつながっているそれはまるで宇宙に浮かぶ巨大なクラウドだ誰かの悲し... -
ショートストーリー
予備の顔
-予備の顔- 彼女は、デートのたびに顔を付け替える。 「今日は『清楚』の気分なの」 カチリ、と音がして、彼女の首の上に陶器のような白い顔がはまった。 僕はそれを見て、「前の『熱情的』な顔も好きだったよ」と、足元に転がっている彼女の古い顔を拾い... -
オレンジャーへの質問箱
感動の余韻
(読者様からのご質問)旅行に行っても、美味しいものを食べても、その場では楽しいのに後に何も残らない感じがしています。感動が薄れてきたのか、それとも本当に楽しめていないのか、区別することができないのですが、大丈夫でしょうか? (オレンジャー... -
宇宙人オレンジャーからのメッセージ
共鳴力
おれはオレンジャー!この世のすべてのものは波動によって出来ている一番わかりやすいのは光で、光の波動によってきみたちは様々な影響を受けているただ、光に意識を向けすぎるあまり視覚以外でキャッチされる波動にたいして君たちはあまりに鈍感だ たとえ... -
ショートストーリー
嘘の山
-嘘の山-彼が嘘をつくたび、足元の地面が数センチずつ盛り上がっていく。 「仕事で遅くなっただけだよ」 その言葉が終わる頃には、彼はリビングの天井に頭をぶつけていた。 「ねえ、もう五メートルは積もってるわよ。その地層、何?」 私はスコップを持っ... -
オレンジャーへの質問箱
また今日が始まる
(読者様からのご質問)毎朝目が覚めるたびに『また今日も始まるのか』と思ってしまう。嫌なことがあるわけではない。ただ、生きることに積極的になれない。これは普通のことなのでしょうか? (オレンジャーからの回答)ご質問ありがとうございます! 朝... -
宇宙人オレンジャーからのメッセージ
お金の扱い方
おれはオレンジャー!君たちはお金というものをどう見ているだろうかただの紙かただの数字かそれとも何かもっと深いものか実はねお金とは愛の流れの一形態なんだよ目に見える形になっただけのエネルギーだ 例えば誰かが心を込めて料理をつくるその想いに対... -
ショートストーリー
心の声
-心の声-彼は、彼女が何を考えているか知りたくて「心の声が聞こえる耳栓」を闇市で買った。 それを装着して彼女に向き合うと彼女の口からは「好きよ」という言葉が出ているのに耳栓からは全く別の音が聞こえてきた。 『シュゴォォー。本日ノ、大気圧ハ、...
