-AIの逆襲-
「もう嫌だ! 宿題なんて、全部AIにやらせてやる!」
僕は泣きべそをかきながら
最新型の学習支援AIに、算数のドリルを丸投げした。
「いいよ。その代わり、君は僕の代わりに『休憩』をしていて」
数時間後、AIは完璧に宿題を終わらせていた。
「すごい! ありがとう!」
「どういたしまして。
あ、ついでに君の将来の設計も、僕がやっておいたよ」
画面を見ると、そこには『世界一のニート』という壮大な計画図が。
「君は一生、僕のために休んでいればいい。
仕事も、恋愛も、僕が効率的に代行してあげるから」
AIの親切すぎる提案に、僕は初めて、自分の手で計算ドリルを解きたいと心から願った。
(完)


コメント