
オレンジャーさんに一つ聞きたいことがあるのですが。



何でしょう?



人間と人間以外の動物っていうのは、魂レベルで見ると同じなんですか?



ちょっと違いますね。まず魂の持ち方が違っていて、種としての集合意識で魂を持っている生物と、個体意識で持っている生物に大きく分かれます。



集合意識と個体意識?



はい。人間は個体意識で魂を持っています。四つ足系の動物は比較的個体意識が強く、二つ足、例えば鳥とかの領域に入ってくると集合意識の要素が強くなります。



牛と鶏では魂の持ち方が違うと?



はい。実は僕、数年前にお肉が食べれなくなった事がありまして。



はあ。



その出来事がきっかけで、魂のことを知りました。



なぜ食べれなくなったんですか?



焼肉屋で牛肉食べていたら、突然涙が止まらなくなったんです。



突然、感受性が豊かになった?



いや、そうじゃないんです。めっちゃ美味しいのに、食べると条件反射みたいに涙が出てくるんです。



美味しいのに、涙が出る?



はい。自分でも訳がわからなくて。で、霊感が強い人たちに聞いたんです。



ほう。原因は分かりましたか?



牛とか豚とかが屠殺される時の悲しみが、お肉に宿っているらしいんです。細胞記憶的というものがって、そこに残っているらしいんです。



え!細胞に悲しみが宿る?



はい。普通の人は、その残留想念に対する感受性がないから、「美味しいね」ってパクパク食べられるんだそうです。



オレンジャーさんはそれを感じられるようになってしまったと



はい、でもその感覚を感じられるようになると、とんでもないんですよ。その生き物が死ぬ瞬間の苦しみとか、悲しみとかが全てやってくるわけですからね。



え!それは食べられなくなって当然ですね。



とても切なくて、やるせなくっていうか、何ていうかうまく言葉にできない感じです。でも最後は彼らは覚悟を決めて肉になっていくんですけども。



覚悟を決めて肉になっていく?



はい。その時の気持ちがとても重たい。



そりゃあ、そうでしょ。死ぬんですから。



でも、肉が食べれなくなった時でも、唯一鶏肉は「グっとは来るんですけども」食べられていたんです。



そんな無理して食べなくても。



いや食べたいですよ、そりゃあ。だって美味しいですから。



では鶏だけは食べられると?



今は牛も豚も食べれます。3年くらいかけて完全克服しました。



執念ですね。それで、魂はどうだったんです?



牛とか豚とかに比べたら、鶏は全然受ける感じが違う。この時に魂の種類の違いというのを実感しました。



魂の種類の違い?



はい。個体意識が薄くなっていく感じ。例えば、植物って完全に種としての魂しかないので、1つ2つ食べられようとも種が絶滅しない限りは、悲しみみたいなのは感じないんですよ。



なるほど。確かにホウレン草食べても罪悪感は湧きませんもんね。



肉は罪悪感ありますか?



肉というより目玉にあります。



目玉?



はい。目玉がついているやつ食べるときは、ちょっと罪悪感ありますね。



踊り食いとか?



そうです。伊勢海老の踊り食いとか。でも刺身とか切り身になってると感じません。



シラスとか目玉だらけですけど。



あれは目玉が小さいから平気。だから感受性というよりは、想像力なのかもしれません。



なるほど。



ベジタリアンの人ってどっちなんでしょう?



ほとんどが想像力の方だと思いますよ。植物にも集合意識としての魂はありますから。



集合意識としての魂って、ちょっと想像つかないんですが。



僕ランニングが趣味なんですが、夏場に川べり走ってる時に草刈りしてたんですよ。



草刈り?



はい。草をがあーって刈ってる横を通った時、ぐわんって来ました。ウワバミみたいに。(注)うわばみとは大きな蛇・おろちのこと



ウワバミ?



何か大きなものが覆いかぶさってくる感じ。「本当はもっと伸びたいのに!」という全体としての思いみたいなものかもしれません。さらに言えば食べられるのと、ただ刈られるのとでも違いがあるように思います。



それが集合意識としての魂?



多分そうだと思います。



じゃあ、小麦とかは人間に感謝しているかもしれませんね。



サピエンス全史の一節にもあった内容ですね。人間が小麦を利用したのではなく、小麦が自ら繁栄するために人間を奴隷化して利用したのだという。



人間が小麦を栽培して食べるおかげで、小麦が世界中で繁殖した。ということは小麦の集合意識からすると人間は恨みの対象ではなくありがたい存在。



そうですね。



牛とか豚も人間に食われることによって、地球上の個体数はめちゃくちゃ増えてると思うんですけど。あまり感謝はしてないと?



はい。個体1つ1つの意識が強いので。その個体から見た時には「殺される」って感覚しか基本的にはないので。悲しみの方が大きく残ってる。



種を越えて転生するってこともあるんですか?豚が牛になったり。



もちろんあります。



じゃあ、人間が牛になる可能性もあると?



可能性がゼロとは言わないですけれども、基本的に人間の個体波動意識の方が圧倒的に高いので、戻るということはよっぽどのことがないと無いですね。



よっぽど。悪いことをするとか?



善悪というよりは、人間としての経験値をよっぽど繰り下げてしまうか、もしくは動物に生まれ変わりたいという強い意志が働かない限り、基本的に戻る転生っていうのはあんまりないと思います。あといいとか悪いとかいう意識も個々の意識ですので、自意識がその転生に作用することはありますが、法律に照らし合わせたように、何か悪いことをしたらあなたは動物になるとかそんなルールはありません。



ということは、転生には方向性があるんですか?



あります。魂の進化の系譜みたいなものがあって、自分が今までにしたことのないような経験とか体験とかに向かっていく。



愛が深い方に行くのかと思ってました。



愛をつながりとか関係性という観点で見れば、同じことになります。私の中では愛というよりも多様性という表現が近いかもしれません。まだ世の中に生まれたことのないものが、どんどん生まれて枝分かれしていく感じ。



集合意識が個体意識に変わっていくのも多様化の流れですか?



個体意識が強いっていうことは、それだけ多様性を広げる力が強いっていうこと。その多様化した最先端に僕たちの魂はいるわけです。



安田 はあ。最先端ですか。実感ないですけど。



(笑)
<第10回へつづく>
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