
身体の声をきちんと聞いてると、そんなに病気にならない気がするんですけど。



身体の声ですか?



みんな食べすぎだなと思いますし、マラソンとかも走り過ぎだなと思います。身体はそんなこと求めてないです。



耳が痛いです(笑)。



今日は前々からの疑問について聞きたいんですが。



はい。何でしょう?



睡眠についてなんですけども。ドラクエではパンを食べると体力は回復するんですけど、マジックポイントは回復しないわけです。



そうでしたね。



でも、寝るっていうのはオールマイティで、すべてが回復するんですよ。



「寝ると全指標が回復する」というルールになってますからね。



それ、みんなあんまり疑問に思ってないじゃないですか。でも、僕は凄く不思議なんですよ。



どこらへんがですか?



食べるとエネルギーを吸収するから、身体が回復するっていうのはよく分かります。



でも、寝るほうは納得いかないと?



だって、寝て朝起きたら回復してるんですよ。あれはどういう仕組みなんですか?医学的なことを聞きたいわけではなくて。



スピリチュアル的にというか、宇宙的にってことですか?



寝てる間にどこかと繋がって、メンテナンスされてるような気がするんですよ。携帯電話を充電するみたいに。



物理的なエネルギーは、食物とか飲み物とかで補給するんですけど。



はい。



気やオーラに代表される生体エネルギーの補給は、実を言うと寝てる間にやってます。



やっぱり、そうですか!



寝てる間にやってることって、いくつかあるんですよ。



どんなことですか?



まず脳科学的には、記憶の整理をしています。



記憶の整理?



たとえば、今日起こった短期記憶みたいなものを、整理をして長期記憶のほうに移したりとか。



それは肉体で起こってることですか?



そうです。



私が聞きたいのは、精神的なものなんですけど。魂というかなんというか。



肉体である脳が記憶の整理をしている間、実はみんな魂レベルの存在になってるんですよ。



魂レベルの存在になっている?



はい。魂レベルの存在になって、色々とやりとりしてます。



やりとり?別世界と繋がってるということですか?



はい。魂レベルで繋がってます。



ということは、寝れない人っていうのは、魂レベルになれない人?



魂レベルになれないまま、何十年と寝れなかった人がいますよ。



どうなっちゃうんですか?



気が変になってしまいます。肉体的には何の問題もないんですけど、何かとの繋がり感を棄損してしまうと精神的に壊れてしまうみたいです。



睡眠って、身体や脳を休めるだけじゃない、まったく別の何かが起こってる気がするんですよ。



寝ている間に「魂のメンテナンス」みたいなものが行われて、もう1回肉体に戻ってくるイメージですね。



魂のメンテナンス?



言い換えるなら、毎晩、寝てる時に生死を繰り返してる感覚。



毎晩、死んでるんですか?



いわゆる本当の死ではないんですけど、一旦肉体を離れて、色々と確認して、また戻ってくる感じ。



そのまま戻れないことって、ないんですか?



このサイクルが崩れた人には、まだお会いしたことがないです。さっきの寝れない人と逆のパターンだと思うんですけど。向こうに行ったままになってしまうような感じですね。



目が覚めないってことですよね?



そもそも時間感覚が違うんですよ。じつは僕、一晩の間に、ある星で一生を過ごしたことがあるんです。



一晩で一生?



こっちで寝るじゃないですか。



はい。寝ます。



すると、向こうで生まれるわけです。



死んだ瞬間に生まれる?



はい。それで向こうで普通に生活をして、恋愛して、家族ができて、みたいなストーリーがあって、全部終わって向こうで死ぬわけですよ。



向こうで死ぬ?



はい。死んでこっちに戻ってきたら、翌朝1日経って生まれてくるみたいな。



ちょっと頭がおかしくなりそうですけど。



僕もその体験をした時、正直何がリアルか分からなくなりました。



そりゃあ、そうですよ。だって、どっちが夢でどっちが現実か分からなくなる。



そうなんです。起きた時に「これが夢かもしれない」って感じるわけです。



現実なんて、思い込みにすぎないかもしれませんね。



何をもって現実と認識するべきなのか、その時からずっと考えてます。



もしも死んだ後が現実だとしても、死ぬまで分からないですよね?



はい。死ぬ瞬間まで「これが現実だ」と思って生き続けることになります。



常々感じてることなんですけど。



何をですか?



現実にしては生々し過ぎるって。現実って、こんなに生々しくないような気がするんですよ。非常にややこしい話ですけど。



それは新しい着眼点ですね。本当の現実は、こんなに生々しくないっていう。



こんなに「どろどろ」してないんじゃないかって気が、何となくしますけど。



確かにこの肉体を伴ってる、五感を伴ってる状態って、「特別な状態」という感覚がありますよね。



だって、食べる必要のないものを、ひたすら食べ続けて、病気になって死んでいくんですよ。



どんな変態プレイだって感じですよね。



見事な「どろどろバーチャル・プレイ」ですよ。



超リアルなバーチャル体験を、私たちはしているのかもしれませんね。



寝てる間に「記憶を整理してる」って話があったじゃないですか?



はい。



なんか最近、若い頃に比べて、記憶がどんどん曖昧になってくるんですけど。



私もです!年のせいですかね(笑)。



とくに睡眠を挟むと「ぽんっ」って、なくなっちゃうんですよ。それはどこかに置いてきてるわけですか?



はい。置いてきてますね。



じゃあ、今忘れてることも、どこかに保存されてるんですか?



はい。完璧に記録されてます。脳の中じゃないですけどね。



脳じゃないところ?



はい。アカシックレコードと呼ばれているところです。



クラウドみたいなもんでしたっけ?



そうです。脳みそは、コンピュータの一時記憶メモリーみたいなものですね。



結局、睡眠というのは記憶の整理が目的なんですかね?



いえ、肉体のメンテナンスも兼ねてます。魂のメンテナンスと、肉体のメンテナンス。



なぜ魂と肉体を分けてメンテナンスする必要があるんですか?



存在している時系列の尺度がぜんぜん違うからですよ。肉体のほうは物理的な制約を受けますしね。



肉体の方が必ず先に滅びると?



もちろんそうです。魂の方は、肉体を超えて乗り継いでいかないといけない。



永久不滅な肉体を人類が手に入れたらどうなるんでしょう?



銀河鉄道999の世界ですね。あの漫画では、最後には機械人間たちは、みんな「生身の肉体」が恋しくなるんですよ。



まあ確かに、永久不滅な肉体なんて嫌ですよね。僕としてはそろそろ新しいのに乗り換えたいです。



心配しなくても、必ずその時は来ますから。(笑)
<第23回へつづく>
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