覚醒剤って「覚醒する薬」という意味だったんですね。
そうです。まさに!
ということは、覚醒した人が名付けたんですかね?
きっと、そうだと思います!
じゃあ、目覚めるのは人間が本来持っている力、ということですか?
そうです。より詳しく言えば、覚醒とは、人間が本来持っている認知領域を一気に広げてしまう、ということですね。
それがどうして問題なんですか?取り締まられてますけど。
ないです。
幽体離脱してる人って、そもそも少ないんですか。
例えば視覚領域の能力が覚醒すると、赤外線や紫外線の外側が見えてしまうから世界がまったく変わってしまう。聴覚で覚醒が起こると、普段聞こえない小さな虫の音みたいな音とかが聞こえてくる。あと全身の触覚とかが覚醒してしまうと、一番最悪なのは痛みと繋がると、全身刺されてるような感覚になったりする。つまり日常生活で生きるのにはとても不都合な状態になってしまうわけです。
視覚と聴覚が混ざってしまう、というドラマを見たことがあります。あんな感じですか?
それは共感覚ですね。共感覚は五感で分けている感覚が混線をして、音で入ってきたものが映像で見えたりだとか。ラリってる状態で、そういう感覚になる人もいると思います。薬が五感を混線させてしまうんですね。
覚醒剤の場合「薬止めますか。それとも人間辞めますか」って言われてるぐらいなので、普通の生活が出来ないですよね。
あなた最近こういう形で離脱しませんでしたか、みたいなことを言われて。その状況が現実に起こった体験に酷似していたんです。
ほほう。それで?
そうですよね。あと常習性もありますからね。
薬ではない覚醒の場合も、常習性とか、中毒性とか、禁断症状とかっていうのはあるんですか?
常習性や中毒性ではありませんが、絶対的な至福感みたいな感覚があります。不安感が消えちゃうんですよ。人間って、幸せだと思ってる時でも、たえずどこかに小さな不安感ってあるじゃないですか。それが覚醒してる時にはほぼ100%消えます。
ということは、現実世界で不安な時に、また覚醒したくなっちゃうと?
そこに依存が生まれかどうかまでは分からないですけど、また体験したいなという感覚はあります。
体験したくなったらどうなるんですか?
僕は一時、幽体離脱ブームみたいな状態に入った時があります。そのメンターの方に、めちゃ怒られました。そんなことしていると幽体離脱依存になるよって、言われましたね。
恐ろしい。ちょっと話が逸れちゃいましたけど、勉強会のことを教えてください。
勉強会では、そのメンターが、自分の感覚とか、過去性の記憶みたいな話をしてくれました。エジプト時代はこういうことをやってました、とか。古代文明の時にはこんなことをやってました、とか。
覚醒したら前世の記憶まで蘇るんですか?
そのメンバーの場合は、全部蘇っていました。しかも、今の肉体の記憶も忘れずに、全部覚えてるという状態で、その人の場合はちょっと特異なものだと思います。
そのメンターさんは何才くらいですか?
僕の1つか、2つ上だったと思うので、今50歳ですね。当時は僕が39だったので、40歳ぐらいですね。
ちなみに、その勉強会ってお忍びなんですか?
お忍びでやっていました。
どうして隠すんですか?
その方曰く、すべての真実を一般公表すると命狙われる、と言ってました。実際、彼の周りで、居なくなっちゃった人もいると。
Xファイルの世界ですね。でも誰が命を狙うんですか?
誰でしょうねぇ。。。
やっぱり異世界の人じゃないですか。「俺たちの存在をバラしたな〜。恨めしや〜」みたいな。(笑)
そうだったら笑えるんですけど、現実世界の人ですね、きっと。
断言しましたね?
はい。彼の話って、めちゃめちゃ多岐に渡ってたんですけど、フリーエネルギーの話とかとても危ないと言っていました。
フリーエネルギー?無限のエネルギーってことですか?
そうです。3次元世界のルールだと「エネルギー保存の法則」というのがあって、例えば石油を燃やしたエネルギーが電気エネルギーに変わったり、車を走らせる動力エネルギーに変わったり。エネルギーの形態は変化しても総量は変わらないので、この世界ではエネルギーが有限であるということが常識なわけです。
まあ、普通は有限ですよね。
じゃあ、この化石エネルギーが全部なくなってしまったら、エネルギーが止まるのか。彼が言うには、3次元空間にあるエネルギーは「エネルギー保存の法則」で閉じてるけど、別の次元にあるエネルギーをこの次元に取り出すことが出来れば、エネルギーは無限になると。
そんなもの、あるのですか?
異次元エネルギーの一番強いものは重力です。そもそも重力(万有引力)ってずっと働いているのに、エネルギーが棄損してないですよね。じゃあ、そのエネルギーはどこから生まれるのかっていう問いに、今の科学は答えられていない。
重力。随分デカイところできましたね。
ミクロの世界でも同じです。例えば、原子核の周りを電子が回っていますが、これ凄い勢いで動いているんです。電子雲っていうぐらい、目にも留まらぬ速さで動いているんですけど、これ自体が強烈なエネルギーですよね。
小さいのに、そんなに強烈なんですか?
核爆弾のエネルギーを想像してもらえれば分かると思いますが、原子が内包してるエネルギーはとてつもなく大きいんです。
なるほど。
有料です。2000円位だったと思います。
何時間ですか?
このとてつもないエネルギーは、誰が生み出してるんですかっていう話なんです。絶えず動いてるわけだから凄いエネルギー使ってるはずなのに、原子も何も消滅もしなければ、変化もしないまま動き続けている。
確かに。
彼曰く、あれは、極小の世界では3次元空間におけるエネルギーの縛りみたいなものが外れていて、上の次元からのエネルギーで動いていると。そのエネルギーを3次元空間で取り出すことが出来れば、電気代とか、ガソリン代がかからない仕組みができると。
素晴らしい社会じゃないですか。
ただ、そうなると、今現在、エネルギーの世界で大きな既得権益を得ている人たちにとっては、とても都合の悪い社会になる。
だから消されると?太陽光発電業者は消されてませんけど。
太陽光にしても、地熱にしても、その供給源を抑えれば今と同じことが出来るからです。資金力があるので、本当に旨味があると思ったら独占できる。結局は電力ですから。でも、フリーエネルギーは、そういうわけにはいかない。
う〜ん。フリーエネルギーとの違いが分からないです。
「フリーエネルギーとはそもそも何か」ということなんですけど。例えば今の科学の常識では、永久機関は物理的に作れないと言われてるんです。でもフリーエネルギーを使えば永久機関を作れちゃうわけですよ。つまりコンセントに繋がなくても、永遠に動き続ける機械。3次元空間で観れば、ほとんど魔法の世界です。インプットがなく、アウトプットし続けるような装置を創ることができるんです。
それは空想の機械ですよね?現実ではなく。
いえ、現実に存在している話です。この分野での有名人にテスラ―という方がいます。テスラ―って電磁気の単位になってるぐらい著名な科学者なんですけど、その人がテスラコイルっていうのを発明するんです。これは、コイルをある特殊な巻き方をするらしいんですよね。ただコイルを巻くだけで、電池もつけてないのに電気が流れるというコイルが作れるんです。このコイルが一家に一台あれば、電気代はいらなくなるという。
そう言えば、モーターの中には磁石が入ってますけど、あの磁力だって半永久的ですよね?
はい。永久磁石って言うくらいですから。
で、テスラコイルは完成したんですか?
テスラ―さんがお亡くなりになったときに、いろんな逸話があって。陰謀説で殺されたという話もあります。小さな装置は実物を僕も見たことがあります。家庭で使うようなレベルであれば実用化できるレベルだと思います。ただ、いまの社会で使われている様々な電力に代わるほどの大きなエネルギーを生み出すには、相当な技術が要るみたいです。
そりゃあ、そうですよね。イメージ湧かないですもん。
でも、小さな家庭で使うぐらいのエネルギーあれば、全然今でも出来ると言ってました。実は結構、いるんですよ。フリーエネルギー研究家みたいな人が。
そんな人がいるんですか。
はい。興味があったので会いに行きました。皆さん、家に行くとコイルあったりとか。よく見ると、冷蔵庫の電源が繋がってなかったりとか。「でも冷えてるじゃん」みたいな。
この目で見ないと、なかなか信じられないですね。でも確かに、無限エネルギーって存在しそうですよね。現に磁石や重力があるわけだし。
本来、エネルギーというのは、水とか空気みたいなものなんですよ。
本当はフリーなはずなのに、誰かがビンに詰めて、値段をつけて売っていると。
そのとおりです!
<第6回へつづく>
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