えーと、魂の離脱訓練をして。それがどう宇宙人に繋がっていくのか、教えてほしいんですけど。
まず自分の中で、完全にブロックしていた常識部分が解けた、という話を前回したと思います。その常識が解けた状態の中で、ある方に出会うんです。その方というのが、山梨にいらっしゃる、あるおばあちゃまなんですけれども。すごい不思議な方でして。
それは生きてる人?
生きてる人です。まだご存命だと思うんですけど、70歳ぐらいのおばあちゃま。当時は10年以上前なんで60歳ぐらいだったと思います。そのおばあちゃまに意識体で呼ばれるんですよ。
意識体で呼ばれる?
何の接点もない人で、知人とか、友人とかいないのに、何かそのおばあちゃまの名前がいろんな所に出始めるんです。何か今日、この苗字だけやたら見るなとか、この名前やたら見るなみたいな。いわゆるシンクロニシティってやつです。
ほほう。
ピンキリなんですけど(笑)。ワーキングホリデーで1年間行く人の平均単価で言うとオプション料金込みで30万円ぐらいです。
一番高いプランは?
理屈では考えられない偶然の一致みたいな。それが気になっていた時に、四件くらい入っていた翌日のアポイントが、何と1時間ぐらいの間に全部キャンセルになる、という出来事が起こるんです。
何と!
そんな時に友人から電話が入って「服部さん、面白い人が山梨にいるから会いに行ったら?」と来るわけですよ。「どんな人?」と聞いたら、ずっと出現していた名前を友達がいきなり言うわけですよ。
それで?
これは偶然にしちゃ出来過ぎだと思って。翌日はアポ全部消えてるので、車飛ばして山梨のとある場所まで、その人に会いに行ったんです。
なるほど。不思議な力で呼ばれたわけですね。
はい。そのおばあちゃまが「あんた、死のうとしたでしょう?」とか、「あんた今、辛いでしょう?」とか何か言うわけですよ。そのとき初対面ですし、誰が繋いだわけでもない。でも、言うことが、あまりにリアル過ぎて「何で分かるんですか?」と聞くと「だって私が呼んだんだから」と言うんですよ。
やっぱり呼んでましたか。で、どうなりました?
「あんたはとにかく、左脳というか、理屈ばっかり頭で考えていて、今までそっちの世界のことやってこなかっらから。今から外すからちょっと見てな」と言って、コップに水を注いで「ちょっと飲んで」と言われて。
飲んだんですか?
飲みました。普通の水。でもそのおばあちゃんが手をかざすと、何と、味が変わるんです。
聖書の世界ですね。
まさに。そのあと中華料理屋に連れてってもらったんですけど。いわゆるチェーンの中華料理屋なので、料理の中に化学調味料とか入ってるじゃないですか。
味の素だらけの。
そう、あれ手をかざすだけで、全部消しちゃうんですよ。チェーン店なので全然期待してなかったのに、めっちゃうまいんすよ。中華街の老舗料理店の味に変わるんです。
味の素消したら、不味くなりそうですけど。
いや、味の素で誤魔化している部分を、素材本来の味へ変えてしまうという感じです。それがとても不思議で。どえらく美味しいわけです。「これ何なんですか?」って聞いたら「私自身は一つの媒介であって、宇宙的なエネルギーを通して目の前の食材を元の在り方に戻す、という能力がある。体感すれば分かると思って今見せたのよ」と言うわけです。
宇宙エネルギー?
はい。それでお話させていただく中で、最後におばあちゃまが「あんた、あれだからね。ベガ出身だからね」ってひと言つぶやくんです。
じゃあ、ベガ星人というのは、服部さんが命名したわけじゃなく?
はい。そのおばあちゃまから、ベガという存在をまず教えてもらったのがスタートだったんです。
オレンジャーみたいな、いい加減な名前じゃなく。ちゃんとした正式名称なんですね?ベガというのは。
ベガというのはこと座に実在している星です。七夕伝説で有名な織姫のいる星です。そのベガって恒星なので、ベガを中心にしてその周りに惑星がいっぱいあるわけです。そこに生物たちが存在しているんです。
恒星って太陽みたいなものですよね?
恒星は太陽なので、そこの中には肉体を持たない存在たちが、生きているんですけれども。
あんな熱いところで生きられる?
生きられます、全然平気です。肉体持ってないので。
肉体なければ大丈夫?
反射体がなければ、熱いという感覚自体が生まれないので。受け取るほうが、こういう肉体とか、その感受性がない限り、熱いという概念がそもそもないですから。
ちなみに太陽系の太陽にも、誰か住んでる?
太陽人がいます。
太陽人がいる?
います、います。
そんなのオレンジャーさんの本に書いてありましたっけ?
太陽系のことは、端折ってあまり書いてないので。すべての惑星に全部いますよ。(笑)
ちなみに、そのおばあちゃんですけど。服部さんが幽体離脱したから、アクセスしてきたんですか?有資格者さん、ようこそ。みたいな感じで。
そのおばあちゃんの話によれば、遡っていくと、ベガで僕の魂が生まれた時と、その後いろんな星の中で関わりがあるそうです。「地球上では何かないんですか?」と聞いたら、奈良時代に全国に国分寺というのができた時に、そのおばあちゃんが命令を出して、僕が全国の頭領たちを束ねてつくったらしいんですよ。
では前世とか、前前前世とかから、繋がりがあった?
そうです。おばあちゃんとのご縁が深いみたいです。だから、めっちゃその後も呼ばれて、今でも年1、2回は行くようにしています。
じゃあ、服部さんが幽体離脱してなくても、おばあちゃんは呼べた?
呼べたかもしれないですね。でも、そこは聞いたことないから分かんないです。けど、どこまで僕のこと知ってんだろうというのは、すごい謎でした。
そんなに何でも知ってるんですか?
はい。つらい状況も、もうお分かりになっていて、でもそのつらいのがあと1年で終わるからと。その先はもう違う人生になっちゃうから、味わうのはこの1年しかないんだから、とりあえず楽しみなさいみたいなこと言われて。
楽しみなさい?
こんなにしんどいのに、楽しめるかい!みたいに思いましたね。でも、そのメッセージ受けたちょうど1年後ですよ。社長職を辞めることが出来たのは。
下世話な話ですけど、株はどうなったんですか?
株はプライドがあるので、ほんとは「激安値で売れ」というふうに言われましたけど、「いや、僕は手放しません」と言って、そのまま持って出ました。だから借金が残ったんですよ。
じゃあ数憶の借金を背負って、辞めた。
辞めた。それが39歳の時。
全然、楽になってないじゃないですか。
でも、少なくとも、誰かに対して背負っていた大きな責任というものは外れたので。借金という物理的負荷はありましたけど。
大したことなかったですか?
「まあ、何とかなるでしょう」という根拠のない自信がありましたね。
普通の人は、そっちの方がしんどいですけど。
そうそう…、幽体離脱してしまって。実を言うと、ここが精神世界というか、いわゆる目に見えない世界の扉が開いた瞬間です。
なんか怪しい話になってきましたね
確かに、貯金も
30万ぐらいしかなかったですし。金利だけで何十万も毎月払わなくちゃ、みたいな。
噂によると、その借金を完済したそうですね?
そうですね。
本当なんですか?
本当です。
何年ぐらいかかりました?
6年ぐらいですね。
6年で数憶?
はい、元本は全部返しました。でも、金利なんかは、それは銀行さんも責任ありますよねということで。最後、金利として支払っていた残金、数千万円を、1/20まで値切って、それを払って完済しました。
元本を全部返したんですか?すごいですね。
一応、借りたものは返さないと。しっぺ返し食らう感覚がすごくあったので。
私は間違いなく、しっぺ返し喰らいますね。
(笑)借金を返すために色々やりましたよ。
自分でビジネスやりながら返したんですか?
はい。あと、リアルな所では保険の営業とかも、やってました。
幽体離脱したにもかかわらず、えらい合理的な稼ぎ方してたんですね。
(笑)はい。でも、そういう現実的な仕事をしながら、周りには、どんどん怪しい人たちが出現するんです。いわゆる宇宙語話せますとか、過去生覚えてますとか、オーラが見えますとか。
<第4回へつづく>
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