前回は罪悪感の話だったんですけど。
そうでしたね。
なぜ罪悪感が気になるかと言いますと、病気のことがあるからなんです。
病気ですか?
はい。人間の死因って大きく分けて、ふたつあるじゃないですか。内傷と外傷。
内傷って言葉は、あまり聞きませんね。
はい。私が勝手にそう呼んでます(笑)。
安田語録ですね。
外からの傷つけられて死ぬ「外傷」と、中からの傷つけて死ぬ「内傷」。あとは老衰っていうのもありますけど。
老衰以外の死因が、ふたつあるってことですね。
はい。それで中からの殺傷が、つまり病気なのかなと。自分で自分を攻撃している感じ。
「病気は自分の意識が招いている」ということですか?
たとえばストレスで胃が痛くなったり、ヘタしたら穴が開いたりするじゃないですか?
しますね。
心と体はやっぱり、繋がってるんじゃないかと。そこはどうなんですか?
はい、そう思います。特に、感情はすべて肉体のある部分とリンクしてる気がします。
肉体のある部分と?
たとえば「怒ってる時は、体のこの部位が熱くなる」とか「悲しい時は、この辺が冷たくなる」とか。
なるほど。じゃあ、ストレスは胃と繋がってると?
かなり密接にリンクしてると思います。
イメージ的には、ストレスって脳で感じてそうなんですけど。
脳ではなく、胃ですね。
まあ、それが真理なんでしょうね。だって実際に、肺ではなく胃に穴が空きますから。
そうです。
で、ここからが宇宙人オレンジャーさんに、聞きたい質問なんです。
何でしょう?
万能の神がつくったかどうか分かりませんが、人間の体ってもの凄くうまくできてるじゃないですか。
それはどのような意味で?
まず、これだけ科学が発達しても、指一本再現できません。それくらい精巧にできているわけです。
たしかに、その通りですね。
食べるだけで筋肉になるし、寝るだけで回復するし、もの凄いじゃないですか。
確かに、もの凄いと思います。
これほどよく出来ているのに、なぜ病気になるんでしょうか?
なるはずがないと?
だってこれほど完璧に作られてるんですよ。そんな欠陥があるわけがない。神様がそんなミスをするはずがない。
安田さんは、なぜだと思うんですか?
やっぱり、これは「なるべくしてなってる」んだと思うわけです。心と体を意図的に連動させてる。
意図的に?
はい「心がこうなったら、体は悪くなっちゃうよ」っていうふうに繋がってる。誰の意図かは分かりませんけど。
これは100%確信をもっては言えないんですけど。。。
はい。
300年後の世界をリーディングした、宇宙の存在たちがいまして。
リーディング?
未来予知ですね。それによると300年後には、この世から病気が消えているというんです。
病気が消えている?
はい。それで、なぜ病気が消えてるのかというと・・・
なぜ、なんですか?
「思い煩ったり」「悩んだり」というステージから人類が卒業しているらしいんです。
どういうことですか?
要は人類が「心のコントロール」を完全に成し遂げたってことです。
なんと!心のコントロールを成し遂げる?
成し遂げた結果、身体の内部から起こる病気が、すべてなくなると。
それは凄い!
そうなったら凄いですよね。
きっと、そうなる為のプロセスが病気なんですよ。
病気がプロセスですか?
はい。何しろ人間は鈍感なんで。病気という分かりやすいカタチで、メッセージが現れる。
確かに!そうかもしれませんね。
じつは私、もう何十年も健康診断に行ってないんです。
それはどうして?
病気の兆候を見つけて「それを取り除いていく」という行為が、ものすごく不自然に思えて。
僕も同感ですね。病気の原因が自分の外にあって、その原因への対処療法をやるってことは本質的でない。
ですよね。原因は内にある感じがしますよね。
心や魂に原因があって、病気がそれを伝えるためのサインだとすると、本質的な内部の原因に向き合わないことには何も始まらない。
でも多くの人は、そのサインの部分を切除したり、薬で抑え込んだりします。
いくらガンを取っても、その根源が解決していなければ、おそらく同じような症状が再発していくでしょうね。
そんな感じがします。
病気というプロセスの中で、何か気づきがあって変わった人は、再発しないんじゃないかな。科学的に自ら検証したわけじゃないですけど。
たとえば「腐ったもの食べて病気になる」っていうのは、外傷に近いものがあるので、医学で対応するのもありかなと。
そういう病気もあるってことですね。
はい。でも根本の原因が自分の心の中にある場合は、そこを解決するしかないと思うんです。
それしかないでしょうね。
そこで、罪悪感が繋がってくるわけです。
なるほど。
罪悪感というのは「自分は悪いヤツだ」「卑劣なヤツだ」っていう気持ちじゃないですか。
そうですね。
自分を嫌いになる気持ちって、結構肉体を傷つける感があるんですよ。
海外でそういう実験がありましたね。「自分には価値がない」って言い続けたら「本当に心臓が止まってしまった」みたいな。
恐ろしい。で、その罪悪感なんですけど。
はい。
罪悪感には2種類あると思ってまして、感じるべき罪悪感と、感じる必要のない罪悪感。
なるほど。
罪悪感って本来、悪いことを自制するためにあると思うんですよ。でもそうじゃない罪悪感もある。
それは、どのような?
別に悪いことしてないのに、自分で勝手にストレスをかけたり、罪悪感を感じたりして、病気になってしまう人。
確かに、そういう人たくさんいますね。
そういう人が凄く多い気がして。「そんなの必要ないよ」と言ってあげたい。
僕から見たら、病気ゲームをやってる感じですね。
病気ゲーム?
「俺は駄目だ」とか「毎日が辛い」とか思い込んで、病気になっていくゲーム。
ゲームじゃなく、本当に病気になっちゃいますけど。
人生って、よく出来たバーチャルリアリティなんですよ。だから実際の体にも影響を及ぼし始めるんです。
バーチャル?
はい、地球人はリアルとバーチャルを分けていますが、本質的には
同じものです。
空想の世界とリアルの世界が同じということですか?
はい、それぞれにはタイムラグがありますが、想念が現実の3次元空間に作用して同様の形を作ろうとします。タイムラグがあるので、その現実化が終わる前に空想の世界で終わるものもありますが、想念が強かったり、十分な現実化の時間が与えられると、その想念は現実化=3次元かしてしまいます。病気も、その類のものではないでしょうか?
なるほど。
<第22回へつづく>
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